YouTubeの収益化条件の4000時間は難しい？ライブやショートは？

YouTubeで収益化するには、4000時間という収益化条件をクリアしなければなりません。

収益化はチャンネル登録者1000人ばかりに焦点が当たっていて、もうひとつの条件を忘れている人もいます。

たしかにYouTubeを始めた人にとって4000時間というハードルがどれくらい高いのかわかりませんよね。

そこで今回はYouTube収益化に必要な過去12ヶ月間の総再生時間4000時間について、難しさや達成期間、方法についてご紹介します。

YouTubeの総再生時間4000時間の壁とは？

YouTubeの4000時間の壁とは、YouTubeチャンネルの総再生時間が4000時間を超えると、YouTubeパートナープログラム（YPP）に参加できるようになる条件の一つです。

YPPに参加すると、動画に広告を掲載して収益を得られるようになります。

4000時間は何分？

4000時間は60分×4000時間で、240000分になります。1本の動画が10分だとしても、24000回フル再生されなければなりません。

日数で換算すると、約167日です。とてつもない数字ですね。

また、4000時間は、1日あたり約11時間13分視聴される必要がある計算になります。個人の生活時間で考えればかなり長い時間なので人によっては難しく感じるかもしれません。

YouTubeの過去12ヶ月間の総再生時間4000時間達成は難しい？

過去12ヶ月間の総再生時間4000時間は難しくありません。どちらかと言えば、チャンネル登録者1000人を達成する方が難しいです。

逆に言えば、チャンネル登録者1000人に達する過程で4000時間を超えることは可能です。

チャンネル登録者数が500人でも4000時間は達成可能

ちなみに、チャンネル登録者数が500人しかいないチャンネルでも過去12ヶ月間の総再生時間4000時間を満たしているケースがあるので、こちらの方が簡単だと言えます。

簡単な理由としては以下です。

登録者が増えて熱心なファンが動画を見てくれることと、通常の動画に比べてカットもないライブのアーカイブが視聴されることを上手に使えるからです。

YouTubeで総再生時間4000時間を超える方法

YouTubeで総再生時間4000時間を超える方法は以下です。

それでは順番に解説します。

視聴者が最後まで見たくなる動画作り

視聴者が興味を持ち、最後まで見たくなるような高品質な動画を制作することが重要です。具体的には、内容が有益であったり、エンターテイメント性が高かったりする動画を目指しましょう。

視聴者を維持するための投稿スケジュール

定期的に動画を投稿することで、視聴者にチャンネルを覚えてもらい、リピーターを増やすことができます。

例えば、週に1回や月に数回のペースで投稿することを目標にすると良いでしょう。

ソーシャルメディアを活用したプロモーション

動画を広く知ってもらうために、ソーシャルメディアや他のプラットフォームで積極的に宣伝しましょう。Twitter、Facebook、Instagramなどでリンクを共有し、多くの人に視聴してもらえるように工夫します。

コミュニティの形成とエンゲージメントの向上

コメントに返信したり、ライブ配信を行ったりして視聴者と直接交流することで、コミュニティを形成し、視聴者のエンゲージメントを高めることができます。

これにより、視聴者が動画を最後まで見たり、再度視聴したりする可能性が高まります。 YouTubeの4000時間という目標は、多くのチャンネルにとって挑戦的ですが、上記の戦略を活用することで達成可能です。視聴者との関係を大切にしながら、高品質なコンテンツを提供し続けることが成功の鍵です。

YouTubeで総再生時間4000時間にライブ配信（生配信）とショートは入る？

過去12ヶ月間の総再生時間4000時間について、ライブ配信とショート動画は以下のように考えられています。

ライブ配信はライブ自体はカウントされませんが、アーカイブとして動画化されたものはカウントされます。

その一方で、ショートはカウントされません。ショート動画はショート動画用の収益プログラムがあり、こちらは3ヶ月で1000万回ほど再生されなければなりません。

ショート動画の収益化についてはこちらで詳しくまとめています。

YouTubeの総再生時間4000時間達成に必要な期間

4000時間達成に必要な期間は正確には言えません。1000人達成と同じで個人差がありますが、1000人達成する速度と同じくらいになります。

ただし、4000時間達成する期間を短くする方法はあります。

ライブ配信をアーカイブ化して再生時間を稼ぐことは先ほどお伝えしました。

一方で、動画の時間を長くするのも方法のひとつです。特に音楽動画など4分くらいの動画を上げている人はエンタメ系の動画に比べて動画の尺が短いです。そのため、同じ4000時間でも再生回数を稼がなければいけません。

そのため、動画を長くしましょう。音楽の例で言えば、ライブ動画やMCなどを挟んで動画を長くします。

YouTubeの総再生時間4000時間は自分で再生して達成できるか？

4000時間は自分で再生して達成できるかどうかは多くの人が疑問に思うところですが、基本的には自分で再生した分は加算されないと思っておいた方が良いでしょう。

具体的な理由と注意点を以下にまとめます。

それでは順番に解説します。

自分で再生した分が加算されにくい

YouTubeに投稿したアカウントで何度も繰り返し再生するとその分は除外される可能性があります。

YouTubeのアルゴリズムは不自然な視聴パターンを検出する能力が高いため、自分で再生を繰り返すことは効果的ではありません。

水増し再生の監視が行われている

YouTubeでは水増し再生の監視が厳重に行われており、意図的な水増し再生はすぐに検出されます。そのため、サブアカウントを作って不審な動きがあれば察知する可能性があります。

これにより、正確な視聴データが維持され、フェアな競争が保たれます。

ペナルティのリスクがある

意図的に水増し再生を行うと、収益化に悪影響が出たり、場合によってはペナルティを受けることがあります。

最悪の場合、アカウントが停止されることもあり得るため、真面目に収益化を目指している場合は避けるべきです。

まとめ

今回はYouTube収益化に必要な4000時間についてご紹介しました。

4000時間は難しくありません。ライブ配信などを上手に使えば再生時間は稼げます。

ぜひ、参考にしてみてください。