私は日本と海外を行き来しながら、7kg前後の荷物で暮らしているミニマリストの華山です。
その「身軽な暮らし」の原点になったのが、東京都品川区で住んでいた5.5畳ワンルームでした。
広くはない。けれど、物を厳選すれば、生活はむしろ整っていきます。
この記事では、当時の部屋を実例として、
男性ミニマリストの リアルな部屋の中身
狭い部屋でも暮らしやすくなる レイアウトと収納の工夫
無駄を減らすための 必要なもの・不要なもの
一人暮らしの部屋選び(格安物件)まで
をまとめて紹介します。
一人暮らし男性ミニマリストの部屋を公開【5.5畳ワンルーム】

まずは、当時暮らしていた部屋のスペックです。
男性・一人暮らし
東京都品川区
5.5畳ワンルーム(風呂トイレ別)
「5.5畳って狭くない?」と思うかもしれませんが、必要なものを削っていくと意外と十分でした。
5.5畳ワンルームの間取りとスペック

間取りはよくあるワンルーム。
玄関から細い廊下が伸び、キッチン・洗面所を抜けると5.5畳の居室があります。
私が暮らしやすかった理由は、
ベッド・ソファといった大型家具を持たない
家具を増やさず、床の面積を塞がない
クローゼット1つに “全部入れる” 収納設計
この3つです。
必要なもの以上を置かないことで、5.5畳でも十分にゆとりが生まれました。
防音室ありでも快適に暮らせるレイアウト

当時は作曲をしていたので、部屋の一角に 0.64畳の簡易防音室 を置いていました。
防音室が占有するスペースは小さくありません。
それでも部屋が成り立つのは、他の大型家具を一切持っていなかったからです。
ベッド → 置かない
ソファ → 置かない
机 → 使わない時は片付ける
家電 → 最小限
生活の中心は「ノートPC」「マットレス」「最低限の家電」。
防音室があっても圧迫感が少なかったのは、不要な家具が存在しなかったからです。
テレビなしで作るシンプル空間

ミニマリストの部屋づくりでよく聞かれるのが「テレビはありますか?」という質問。
私は当時から今まで、テレビを持っていません。
情報はスマホとPCで十分
動画はプロジェクターで代用可
大画面は“使う時だけ”出す
テレビ1つなくすだけで、家具・配線・コンセント・掃除の手間が一気に減ります。
カーテンだけは外からの視線対策で必須でしたが、基本は「何も置かない」方向でまとめていました。
ミニマリスト部屋のレイアウトと収納のコツ
続いて、狭い部屋を快適に使うための「見せない収納」「床をふさがないレイアウト」の話です。
収納はクローゼット1つに集約【見せない収納】

私の部屋では、
服(9~10着程度)
スーツケース
マットレス
机・椅子
掃除機
雑貨類
これらをすべて クローゼット1箇所に収納していました。
クローゼットに全て吸収できれば、部屋は本当に何もありません。
寝るときだけマットレスを出し、朝になればクローゼットに戻す。それだけで部屋が片付きます。

「収納家具を買わない」のがミニマリスト部屋の基本です。
スーツケース・ガジェットの置き場所の工夫
私は普段から7kg生活をしているので、荷物はスーツケース1つに収まります。
これもクローゼットの中に収納して“部屋に置かない”運用にしていました。
また、固定デスクを置かず、
モニター → マイクスタンドに固定
周辺機器 → 防音室の中・スーツケース内に収納
という形で、省スペース化しています。
「床に置かない家電」は、本当に生活が軽くなります。
キッチン・バス・トイレのミニマムなレイアウト

キッチンはワンルームによくあるコンパクトなもの。

その代わり「物を置かない」ことで調理スペースを確保しました。
調理器具 → 必要最小限
食器 → 1セットだけ
バスグッズ → 無印の吊るすケースに統一収納

ミニマリストの部屋は“道具の管理方法”をシンプルにすると、一気に整います。
ミニマリスト部屋に本当に必要なもの・いらないもの
ここからは、5.5畳の部屋で暮らして分かった「必要なもの・不要なもの」をまとめていきます。
一人暮らし男性ミニマリストの必須アイテム
エアリーマットレス(折りたたみ可)
ノートPC、最低限のガジェット
収納付きバックパックまたはスーツケース
掃除しやすい小型掃除機
シンプルな衣類(9〜10着)
どれも「多用途」「省スペース」「軽量」です。
特に、マットレスを収納できるかどうかが部屋の広さを左右します。
まず手放したいアイテム一覧
男性一人暮らしの部屋で、最初に手放すべきなのはこの3つ。
ベッド
ソファ
テレビ
これらは部屋の面積を大きく奪い、引っ越しのコストも上がります。
私はこの3つを手放したことで、一気に生活が軽くなりました。
殺風景に見せないための小さな工夫
ミニマリスト部屋は「寂しい」「つまらない」と言われがちですが、少しの工夫で変わります。
白・グレーなど落ち着いた色を基調にする
観葉植物を1つだけ置く
木やリネン素材を差し込む
“余白を作る”ことと“自然素材を入れる”ことで、部屋は一気に落ち着きます。
狭い6畳前後の部屋こそミニマリスト向きな理由
私は、狭い部屋の方がミニマリスト生活には向いていると考えています。
4.5〜6畳のワンルームで暮らすメリット
無駄な家具を買わなくなる
掃除が3分で終わる
収納が少ないからこそ物が増えない
家賃が安いので固定費が下がる
結果的に、“人生の軽さ”につながります。
狭い部屋でも快適に暮らすためのマインドセット
必要なのは「広くしよう」と思わないこと。
広さより、床をどれだけ空けられるか
荷物より、行動の選択肢の多さ
ここを意識するだけで、狭い部屋が快適な空間に変わります。
ミニマリスト向け格安物件の探し方【シェアハウス vs 個室】
最後に、ミニマリストの部屋選びについて。
私はホテル暮らし→ノマド生活に移りましたが、その前は家賃を大きく抑えていました。
固定費を下げるなら、以下の2つが王道です。
シェアハウスのメリット・デメリット
家賃が安い(3万円台も可能)
家具家電が揃っていて初期費用ゼロ
交流があって楽しい
ただしプライバシーは弱め
格安ワンルーム(個室)のメリット・デメリット
自分のペースで暮らせる
音や生活リズムのストレスがない
家具家電は自分で用意
家賃は4万円台〜も狙える
“誰にも気を使わず暮らしたい”ならワンルーム、
“費用を少しでも抑えたい”ならシェアハウス。
ここは性格で決まります。
まとめ|5.5畳でも暮らしは十分に豊かになる
今回は、男性ミニマリストの部屋として、私が住んでいた5.5畳ワンルームを紹介しました。
不要な家具を持たない
収納をクローゼット1つにまとめる
床を塞がないレイアウトにする
必要なものだけを持つ
これだけで、部屋は驚くほど暮らしやすくなります。
「広い部屋でないと快適に暮らせない」という思い込みから離れると、
部屋選びも、荷物も、人生も軽くなります。
一人暮らしの男性で、これからミニマリスト生活を始めたい方の参考になれば幸いです。