作曲は誰でもできるので簡単です。
しかし、作曲経験がない人にとって、本当に簡単なのかわかりません。やっぱり経験がなければ判断もできませんよね。
現在ではパソコンで作曲することも普通になってきたし、スマホのアプリが発達してスマホで作曲することも可能です。
そこで今回は、中学生でも簡単にできるスマホやパソコンを使った作曲方法をご紹介します。
作曲のやり方!具体的なステップ
作曲の具体的なやり方は以下の通りです。これらのステップを踏むことで、楽曲を作成可能です。
- どんな曲を作りたいかを考える
- コード進行を決める
- メロディを作る
- リズムをつける
- アレンジする
順番に説明します。
どんな曲を作りたいかを考える
まず、どんな曲を作りたいかを考えることが重要です。好きな曲のジャンルや雰囲気を参考にすると、方向性が見えやすくなります。
また、歌詞を書きたい場合は、あらかじめテーマを決めておくと、曲のイメージが湧きやすいです。例えば、恋愛や友情、季節など、具体的なテーマを設定しておくと良いでしょう。
コード進行を決める
コード進行とは、和音の並び順のことです。曲の土台となる部分なので、ここでしっかりと考えておくことが大切です。コード進行が決まると曲全体の雰囲気が確定します。
パターンは世の中で割と決まっていてインターネットで「コード進行」と検索すると、様々なパターンを見つけることができます。最初はシンプルなコード進行から始めると良いでしょう。例えば、C-G-Am-Fなどの基本的なコード進行を使ってみてください。
メロディを作る
次に、決めたコード進行に合わせてメロディを作ります。メロディは曲の印象を決定づける重要な要素です。
コードに合うように歌ったり、楽器で演奏したりしてメロディを探ってみましょう。好きな曲のメロディを参考にしたり、ハミングしてみたりすると、良いアイデアが浮かぶことがあります。
コードを鳴らしながら音を出してみて、気持ち悪さを感じたらその音は向いていないということです。こうして和音に合うメロディーを絞り込みましょう。
リズムをつける
メロディができたら、次はリズムをつけていきます。リズムは曲全体の流れを作る重要な要素です。ドラムや打楽器の音を参考にしたり、自分でリズムを打ってみたりして、メロディに合うリズムを見つけましょう。リズムが加わることで、曲に動きとエネルギーが生まれます。
またテンポによって雰囲気も変わるので色々試してみることをおすすめします。
アレンジする
最後に、ベースラインやシンセサイザーなどの音を追加して、曲に深みを与えます。
また、エフェクトを使って音質を変化させることで、曲に独自の雰囲気を加えることができます。例えば、リバーブやディレイを使って空間的な広がりを持たせたり、フィルターを使って音色を変化させたりすると、よりプロフェッショナルなサウンドに仕上がります。
以上のステップを踏むことで、曲作りがスムーズに進み、完成度の高い楽曲を作ることができるでしょう。楽しみながら作曲に取り組んでください!
もっとも簡単なやり方は「ループ作曲」
1番簡単な方法はループ作曲です。ループ作曲とは、ギターやピアノの音など単音を組み合わせて作曲する方法です。
このループ作曲は、スマホを使って簡単に行えるので、おすすめです。
DAWソフトを使って作曲を行う方法もありますが、こちらは自由度が高い反面、何からどう作曲を初めていいのかわからない人がたくさんいます。
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ループ作曲であれば、早い人なら5分程度で楽曲を完成できてしまうので詳しく解説します。
スマホで作曲する方法
スマホで最も簡単なループ作曲を行うためには、アプリを使う必要があります。
アプリをダウンロード
おすすめのアプリはこちらです。
- GarageBand
- Launchpad
- Remixlive
まずはこれらのアプリをダウンロードしてみてください。ダウンロード自体は無料なので、これらのアプリを使い比べてみて使用感を体験して自分に合ったものを選びましょう。
順番にアプリについても解説します。
GarageBand
GarageBandはiPhoneなどのiOSのみで利用可能な無料アプリです。レコーディングも可能でDAWソフトの要素もありますが、ループ音源が使えるのでこちらを切ったり伸ばしたりするだけで作曲可能です。
Launchpad
LaunchpadはiOSで利用可能な無料アプリです。ただし、大量のループ音源を利用するためには、課金しなければなりません。2023年2月時点で年間プランが8,000円、月額880円なので少し高めです。
しかし、操作性が高くて音源がカッコいいというメリットもあります。
Remixlive
RemixliveはiOSとAndroidで利用可能な無料アプリです。ただし、大量のループ音源を利用するためには、Launchpadと同じく課金しなければなりません。2023年2月時点で年間プランが5,000円、月額1,145円です。
Androidユーザーは特におすすめですが、年間プランでは最安ということになります。
実際の作曲方法
実際の作曲方法は、以下のステップになります。
- ループ音源を選ぶ
- ループを自分の曲に貼り付ける
- 短くしたり長くしたり調整する
- ドラムやベースなど重ねて音を厚くさせる
- 聞きやすいように音量を調整する
説明のためにRemixliveの画面を使って説明していますが、基本的にどのソフトも操作方法は同じです。
①ループ音源を選ぶ
まず、ループ音源を選びましょう。RemixliveやLaunchadはループ音源のパックから自分の使いたい音楽パックを選ばなければなりません。しかし、GarageBandではこの作業はなく、すぐにループを貼り付けられます。
②ループを自分の曲に貼り付ける
ループ音源の一覧から使いたいループを選んで自分の曲に貼り付けましょう。大抵のソフトでは、指でグッと引っ張るだけで追加できます。
③短くしたり長くしたり調整する
追加した音源のお尻辺りを引っ張れば、ループの長さを変更できます。繰り返しにすることが可能なので、初心者であれば8小節ほど同じループを使って繰り返しで演奏してみましょう。
④ドラムやベースなど重ねて音を厚くさせる
トラックに音源を入れて長さが調節できたら、今度は他のトラックでも楽器を変えて音源を追加して同じ作業をしましょう。
そうすることで音数が多くなり、だんだんと曲らしくなります。
⑤聞きやすいように音量を調整する
最後の仕上げとしてミックスという作業をします。この作業は極めて奥が深いので初心者では大変です。だからここでは、音量を調整すると理解しておきましょう。
楽器ごとに音量を調節したり、左音声と右音声に分けてみたりすることで楽曲が聞きやすくなります。
ここまで来ればもう完成です。
完成した音源がこちら
実際にRemixliveを使って作曲した作品がこちらです。
曲を作るのに3分くらいしかかかっていません。それなのに実際の曲っぽくなるので革命的です。
もっと自分の色を出したければメロディを追加で入れたり、歌やラップを入れたりするとよいでしょう。
まとめ
今回は中学生でもできるスマホを使った簡単な作曲方法についてご紹介しました。
アプリをダウンロードして、ループ音源を繋げたりカットしたりするだけで作品ができてしまいます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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