YouTubeは2023年に収益化条件を変更して、YouTubeショートでも収益化が始まりました。
YouTubeショートとは60秒以内の短い時間で作られた動画のことで、視聴には通常のYouTubeと同じアプリを使いますが見られるコンテンツなどが違います。
このYouTubeショートを使えば新しい収益源になると言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
そこで今回はYouTubeショートの収益化の条件や、通常の動画と比べてどうなのかなど詳しくご紹介します。
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一般的なYouTubeの収益化条件(YPP)
一般的なYouTubeの収益化条件は、以下の通りです。
- 動画の12ヶ月の総再生時間が4000時間
- チャンネル登録者1000人
これらは「チャンネル登録者1000人と再生時間4000時間」の壁として有名です。もちろんこの他に居住国や年齢、YouTubeのポリシーを順守など細かいルールもあります。
YouTubeで収益を得るためには、1000人ほどのチャンネル登録者が必要です。 ネット上では1000人の登録者を獲得するのは大変だと言われていますが、YouTubeをやっている人や始めようかなと考えている人にとって1000人がどれくらい[…]
その一方でショート動画に関してはYouTubeで収益を上げる方法は「YouTubeショートファンド」と呼ばれて条件が異なっていましたが、2023年2月1日には廃止されて新たな審査基準が設けられました。
また、収益化の手段としては、他にもメンバーシップなどがありますが、YouTuberと聞いて思い浮かべるメインの収入獲得手段としてはこの広告収益が有名です。
2023年最新!YouTubeショート収益化の条件
YouTubeショートの収益化の条件は以下の通りです。
方法①
- チャンネル登録者1000人
- 動画の12ヶ月の総再生時間が4000時間
方法②
- チャンネル登録者1000人
- ショート動画の過去90日以内の再生数が1000万回
方法①もしくは方法②を満たせば収益化が可能です。方法①は通常の動画投稿の収益化方法と同じです。
そして、どちらかの条件を満たせばYouTube Studio画面から申請が可能なので、条件を満たすまで待ちましょう。
YouTubeショート収益化したらどれくらいお金がもらえる?
YouTubeショートでの収益を計算する場合、以下のような手順で算出しなければなりません。
- ショート動画全体の総売上を合算
- 算出したものから音楽ライセンスを引く
- ②の金額(クリエイタープール)を全クリエイターに分配
- 受け取った金額の45%が実際にクリエイターが受け取る金額
順番に注意点を交えながら解説します。
①ショート動画全体の総売上を合算
ショート動画を全世界の視聴者が閲覧すると、広告収益がまずYouTube側にまとめて集約されます。
この時点で自分の動画に現れた広告の収益は自分のものだと思わないようにしてください。
②算出したものから音楽ライセンスを引く
まとめて集約した合計金額から、音楽の使用料を引きます。ショート動画はBGMなどを使用して作られていますが、その使用料を払います。
1曲音楽が使われていたら1曲分、2曲なら2曲分の使用料を全体の売上から支払います。
たとえば、1曲利用したら売上の50%、2曲なら66%が使用料になります。
③ ②の金額(クリエイタープール)を全クリエイターに分配
音楽利用料を引いて残った全体の金額がクリエイタープールと呼ばれます。ここから各国の動画投稿者に割り当てを行います。
割り当ての方法は、視聴回数です。収益化を行なっている人がアップした動画の全体の視聴回数で、個人の再生回数は何%を占めているか計算します。
ここは単純に再生回数で算出できるものではないので注意しましょう。
④受け取った金額の45%が実際にクリエイターが受け取る金額
再生回数に応じて収益を受け取ったら、今度はその金額から45%ほどが実際に収益額として手元に残る金額となります。
YouTubeショート収益化の注意点
YouTubeショート収益化の注意点として以下の2点は確認しておきましょう。
- チャンネル登録者1000人にいかないと話にならない
- 音楽を使えばみんなが貧しくなる
YouTubeショートで収益化を行う場合、チャンネル登録者が1000人に達しないと収益化に申請できません。
YouTube側はショート動画が再生されなくても、収益化を行なっている全クリエイターに収益が行き渡るシステムだと言っていますが、登録者が1000人以下の投稿者には一銭も行き渡っておらず人間扱いされていません。1000人以下は人権がないですね。
そして、音楽の利用料は気にせず動画を作れることをウリにしていますが、確かに個人で音楽の使用料を払う必要はありません。しかし、全体から利用料を捻出しているので、みんな平等に貧しくなっているのと同じです。計算に騙されないようにしましょう。
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まとめ
今回はYouTubeの収益化条件と、ショートの収益化についてご紹介しました。
非常に複雑になっていますが、1000人に登録者が行かなければ恩恵も受けられません。
ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
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