多拠点生活のメリットやデメリットとおすすめサブスクを解説!住民票は?

みなさん、こんにちは。ノマドとして生活している華山です。

みなさんの中には、多拠点生活を始めてみたいなと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、多拠点生活を実際にやってみなければ、どういったものなのか分かりませんよね。

そこで今回は、多拠点生活のメリットやデメリットなど、実態についてご紹介します。

多拠点生活とは

多拠点生活とは、多くの場所に賃貸や別荘などの拠点を構えて行き来しながら生活することです。

たとえば、大阪出身の人が東京で仕事をしながら、たまに軽井沢の別荘に通うスタイルです。大阪には実家があるのでたまに帰りますし、東京にも頻繁に訪れます。

いくつかの拠点を行き来すれば立派な多拠点生活となります。

ちなみに多拠点生活が有名になったのは、NHKのクローズアップ現代という番組で特殊をされてからです。

多拠点生活は英語で何て言う?

多拠点生活は英語でもさまざまな表現がありますが、1番簡単なのはHaving multiple residencesです。

直訳すると、「複数の住居を持っていること」になります。

この表現は英語圏のサイトでも使用されているので理解できるでしょう。

多拠点生活は海外でもできる?

多拠点生活は海外でも可能です。

たとえば、日本とハワイ、シンガポールを行ったり来たりする生活もあり得るでしょう。

しかし、観光ビザで海外を拠点にして複数国の多拠点を行き来する生活をしていると、入国で止められる可能性があります。

たとえば、タイにノービザで来てラオスやカンボジアに出たり入ったりすることです。

多拠点生活のメリット・デメリット

多拠点生活のメリットとデメリットには、以下のようなものがあります。

メリット

  • 気分転換になる
  • ひとつの生活様式に縛られない
  • 地方創生に貢献できる

デメリット

  • 移動が疲れる
  • 費用がかかる
  • 生活が不便になる

順番に解説します。

多拠点生活のメリット

多拠点生活を行うことで、気分転換になります。ひとつの場所に定住しないので、リフレッシュできて気持ちが晴れ晴れします。

そして、毎日同じ時間の電車に乗って同じスーパーに行くといういつもの暮らしのマンネリ化を止められます。そのおかげで、仕事のクリエイティビティもアップします。

そして、拠点となる地方で生活用品などを購入することになるので、地方経済を回すことにもつながります。

多拠点生活のデメリット

多拠点生活を行うと移動が疲れます。移動が好きな人ならば楽しいかもしれませんが、ひとつの拠点で暮らしていればゆっくりすることのできる時間を移動に費やす必要があるので、非効率です。

また、移動は時間だけでなく金銭的な負担もかかります。1時間程度で移動できる場所ならば片道1,000円以内でおさまりますが、東京から札幌など、離れた場所なら5,000円は必ずします。それが重なると大きな出費になってしまいます。

それから自分が便利だと思っている拠点で暮らすだけならよいですが、不便な場所を拠点にすると生活の利便性が悪くなります。たとえば、東京と田舎を行き来する生活だと、田舎には物や施設がありません。東京で用事を済ませようということになるでしょう。

多拠点生活で住民票はどうする?

多拠点生活では、住民票をひとつの物件で管理するのがよいでしょう。

たとえば、1番よく滞在する東京の部屋に住民票を置いて、レジャー感覚で他の拠点に行くというのもありです。

また、「ポケットレジデンス」など住民票を置けるサービスを使うのも一つの手です。

多拠点生活の仕事は?

多拠点生活を行うに至って、2つのタイプの仕事のどちらかを選ぶべきです。

  1. 場所を選ばずに働ける仕事
  2. 休みが自由に取れる仕事

①の場所を選ばない仕事には、エンジニアやブロガーといった主にITを使ったものがあります。

②の休みが自由に取れる仕事は、必ずオフィスに出勤しなければならなくても、休みが自由でフレキシブルに予定が立てられるものです。アルバイトもこちらに該当します。

東京を使った多拠点生活の実例

実際に多いのが、東京にベースを置きながら地方拠点を作って生活するパターンです。

たとえば、以下のようなものがあります。

  • 東京拠点:主に本職のために住む
  • 鎌倉拠点:ちょっと都心を離れたい時に住む
  • 草津町:喧騒から離れて完全に自然と一体化したい時に住む

このように、それぞれの場所で目的や段階を決めると拠点を作りやすいです。

また、この場合であれば、東京では賃貸を借りて、地方は民泊やホテルを借りるといった柔軟な事も可能です。

多拠点生活の費用

多拠点生活の費用は、一概には言えませんがおよそ単拠点生活の1.5倍になるでしょう。もちろん、これは個人差があり、費用の抑え方も存在します。

内訳としては、2倍の家賃がかかり、移動費用も往復で2万円くらいかかることを想定しています。

本拠地の家賃を払い続けて、他の拠点の家賃を払わなければならないので、2倍になります。また、他の拠点はホテルで済ませても、本拠地の家賃が無料になるわけではありません。

移動費用もそこそこ多くなりますよね。

しかし、多拠点生活で費用を抑える方法があります。それがサブスクです。

多拠点生活のサブスクサービス

多拠点生活のおすすめサブスクサービスには、以下のようなものがあります。

ADDress HafH XROSS HOUSE Hostel Life Unito LivingAnywhere Commons
拠点数 50拠点以上 1000拠点以上 400物件以上 24都道府県、38施設 約250件以上 26
月額 月額44000円(税込) 月額2980円~82,000円(税込)
※月の滞在日数でプランが異なる
月額29800円+共益費10000円~
※プランによって異なる
※解約手数料あり
※税込表記
月額9000円~99,000円
※月の滞在日数でプランが異なる
月額30000円台~(税込) 27500円(税込)
初期費用 なし なし 施設による なし なし
*登録料は9,800円
なし
光熱費 料金に含まれる 料金に含まれる 施設による 料金に含まれる 料金に含まれる 料金に含まれる
Wifi 料金に含まれる 料金に含まれる 施設による 料金に含まれる 料金に含まれる 料金に含まれる
家具・家電 完備 完備 ほぼ完備 完備 あり 施設による
住民票登録 専用ドミトリがある家は登録可能 施設による 可能 可能
※ホステル暮らしパスのみ(月額1000円)
あり 不明
注意点 1つの拠点は1ヶ月14日間まで ルールが複雑 基本料以外に
お金がかかる
基本的にドミトリー 他のサブスク
とサービス内容が異なる
拠点が少ない

結論として、この中では旅のサブスク【HafH(ハフ)】がおすすめです。コイン制度という慣れないと難しいシステムですが、多拠点生活を送るにあたってフレキシブルなのはHafHです。

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まとめ

今回は、多拠点生活についてご紹介しました。

さまざまな疑問が生じますが、一度体験してみると疑問も解決して楽しく思えてきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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