みなさんの中には、株主優待を使ってノマドワークや作業を快適にしたいなと考えている方はいらっしゃいませんか。
ボクもそのうちのひとりで、どうにか株主優待を作ってお得にワーケーションできないか考えてみました。
そこで今回はノマドワーカーに嬉しい株主優待をご紹介します。
3つの選定基準
まず、大前提として、以下のような基準を作って株主優待を選んでみました。
- できるだけ安い価格で投資可能
- ワーキングスペースに役立つ株主優待
- 移動生活に役立つ株主優待
何はともあれ、コストが最小限なことはハッピーです。
10万円、できれば5万円くらいからでも優待を得られる銘柄を選んでいます。
そして、仕事をする時と、移動をする時に役立つ銘柄を選んでみました。
AOKIホールディングス
AOKIホールディングスは約6万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- AOKI、ORIHICA、アニヴェルセルカフェ
100株以上1,000株未満:20%割引券 5枚
1,000株以上: 20%割引券 10枚 - アニヴェルセル 各施設
100株以上…婚礼10万円割引券 1枚 - 快活CLUB、コート・ダジュール
100株以上1,000株未満:施設及び飲食料金 総額20%割引券 10枚
- AOKI、ORIHICA、アニヴェルセルカフェ
1,000株以上:施設及び飲食料金 総額20%割引券 30枚
この中の狙い目は快活CLUB(漫画喫茶)とコート・ダジュール(カラオケ)で使える優待券です。
もちろん、AOKIなのでスーツ購入に使うのもいいですが、昨今のテレワーク事情を考えるとスーツの需要が減っています。
しかし、漫画喫茶とカラオケはワークスペースとして最適で、それが20%OFFになるというのは、相当大きいです。
しかも年2回もらえるのですから、最強です。
コシダカホールディングス
コシダカホールディングスは約6.5万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- カラオケまねきねこなどで使える優待券
100株:2,000円相当(4,000円相当)
400株:5,000円相当(10,000円相当)
1,000株:10,000円相当(20,000円相当)
※()内は3年以上保有。
まねきねこもワークスペースとしてぴったりです。
100株を初めて持つ場合だと、2000円相当なので、およそ2回分のフリータイムが無料になる計算ですね。
すかいらーくホールディングス
すかいらーくホールディングスは約15万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- すかいらーく優待食事割引カード
100株:2,000円相当 (2,000円カード)
300株:5,000円相当 (5,000円カード)
500株:8,000円相当 (3,000円カード + 5,000円カード)
1,000株:17,000円相当 (2,000円カード + 5,000円カード×3)
※()内は内訳
年2回ほど優待がもらえます。
また、この食事の割引カードは以下のような店舗で使用可能です。
- ガスト
- バーミヤン
- ジョナサン
- しゃぶ葉
- 夢庵
- ステーキガスト
- グラッチェガーデンズ
- 藍屋
- 魚屋路
- chawan
- みわみ
- ゆめあん食堂
- とんから亭
- から好し
- ばーみやん軒
- むさしの森珈琲
- La Ohana
- グランブッフェ
- フェスタガーデン
- パパゲーノ
- エクスブルー
- じゅうじゅうカルビ
- トマトアンドオニオン
ガストやバーミヤン、ジョナサンはノマドの聖地と言ってもいいほど、いろいろな人がここでパソコンを広げています。
そんなファミレスの割引が効くというのはかなり嬉しいのではないでしょうか。
サイゼリヤ
サイゼリヤは約29万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- 割引優待券
100株:2,000円相当
500株:10,000円相当
1,000株:20,000円相当
サイゼリアは最近Wi-Fiも導入されたので、仕事環境としても快適になりつつあります。
しかもメニューが安いのも嬉しいところです。
そんなサイゼリヤの優待券も30万円あれば買えてしまいます。
日本マクドナルドホールディングス
日本マクドナルドホールディングスは約50万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- 株主優待食事券(バーガー、サイドメニュー、ドリンクなど3種類の引換券が1枚が6つで1冊)
100株:1冊
300株:3冊
500株:5冊
マクドナルドで、仕事をするというワーカーも多いのではないでしょうか。
しかしながら、株価取得にかかる金額が大きすぎるのがデメリットです。
JR九州
JR九州は約25万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- 優待券冊子
100株:1枚(100株増加で1枚追加)
1,000株:10枚(200株増加で1枚追加)
500株:1枚(3年以上保有で追加)
1000株:2枚(3年以上保有で追加)
10,000株:55枚(300株増加で1枚追加)
20,000株:100枚
他にもJRグループはありますが、全国で一番コスパがいいのがJR九州です。
他は少なくとも50万円以上の投資資金が必要なので、JR九州がずば抜けています。
LCCを使って九州に行って、JR九州でさらに移動するなどワーケーションするのもありですね。
ANAホールディングス
ANAホールディングスは約26万円で(執筆時)購入できる銘柄で、優待としては以下のようなものがあります。
- 優待割引運賃券
100株:1枚
200株:2枚
300株:3枚
400株:4枚(200株増加で1枚追加)
1,000株:7枚(400株増加で1枚追加)
100,000株:254枚(800株増加で1枚追加)
年2回優待があります。
ここが年1回のJALと大きな違いで、少ない株、つまり100株でも優待券がたくさんもらえるのはANAです。
少し高額ですが、移動が多いノマドやフリーランスならばマイルも貯められて価値があるでしょう。
また、この他にも100株でANAグループ優待券の冊子がもらえます。
こちらでは以下のようなことが可能です。
- 提携ホテルの優待(20%引き)
- 国内外ツアーの割引(7%、もしくは5%)
- 空港内や免税店での10%割引券5枚
まとめ
今回はノマドやフリーランスに役立つ株主優待をご紹介しました。
外食や交通系の株主優待を上手に使いましょう。
コスパで言えば、AOKIが最強ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。