LCCの荷物の裏ワザ！7kgにするコツや各航空会社のルール解説

みなさんは、LCCをいつも利用していますか？

LCCに乗ればどこでも気軽に旅行できるので、愛用している方も多いでしょう。

しかし、LCCには手荷物や受託荷物の制限があって、もし荷物の一定重量を超えてしまったら多く料金を支払う必要があります。

そこで今回はLCCに搭乗する人のために、LCCの荷物制限の一覧や7kgの荷物をパッキングするコツなどをご紹介します。

LCCの7kg荷物制限をクリアする裏ワザ

LCCの荷物チェッククリアの裏ワザには、以下のようなものがあります。

これらの方法は裏技のグレーなものも含まれますので、自己責任でお願いします。

裏技①：ポケットに物を収納する

重量オーバーが懸念される場合、裏技としてポケットに小物を収納する方法があります。

たとえば、モバイルバッテリーやカメラといった小物のガジェットはジャケットの内ポケットに入れれば落としてしまう心配もないでしょう。

フィッシングベストのようなものを着用すると、背中のポケットにラップトップを収納することも可能です。

ただし、この方法を使用する際は注意が必要です。明らかに不自然な量の物をポケットに入れると、保安検査で止められる可能性があります。

しかし、常識的な範囲内での利用であれば、問題になることは少ないでしょう。例えば、メガネや時計が荷物の重量としてカウントされないのと同様です。

裏技②：リュックを軽いものに変える

リュックは必ず軽い物にしましょう。持ち込み制限重量が7kgの中にリュックの重さが含まれるため、軽ければ軽いほど荷物を中に入れられるようになります。

逆にレザーバッグなど重たいカバンであれば、カバンだけで1kg近くになってしまうアイテムもあるので、できるだけ軽いものを選びましょう。

おすすめの軽量カバン

この条件に合っているとても軽いおすすめのカバンは、NODLANDの折りたたみリュックです。

こちらの重さは約350gで、機内持ち込み最大サイズの3辺115cm以内、内容量は40リットルです。

生地はナイロンで重たいものには弱そうですが、実際に4年間使っても壊れませんし丈夫なので重宝しています。

さらに、筆者は使用していませんが、and wanderのダイニーマバックパックは重さがわずか約260gです。100g違えば、パッキングできるものも変わります。

ダイニーマは釣り糸などに使われる素材で、軽いのに丈夫という特徴があります。

同伴者とシェアをする

もしグループで旅行する場合は、みんなで使うアイテムをひとつにまとめると荷物の削減にもなります。

また、預け荷物を購入する場合であっても誰か1人に荷物を代表で預かって貰えば、各々が預け荷物を購入する必要はありません。

ウエストポーチを使う

ウエストポーチは、手荷物としてカウントしないケースが多いです。特に腰に巻いてシャツなどで隠していれば、前から見ても分かりません。この中に靴下や下着などを詰め込んでおけば荷物が軽くなります。

重ね着で衣類を減らす

もし衣類を荷物に入れていれば、取り出して着てしまって重ね着することをおすすめします。

その分、荷物が軽くなりますし、重ね着のしすぎで注意されることも少ないです。

LCCの荷物を減らすコツ

LCCの荷物を減らすコツは以下の通りです。

ボクは現在、ホテル暮らしをしており、7kgのバッグパックで生活しています。

こちらは、ボクが実際に登場の際に詰め込んだ荷物をまとめた本です。

そんなボクが伝えられるアドバイスはこんな感じです。

順番に解説します。

多機能アイテムを使用する

多機能アイテムとは、ひとつあれば様々な用途に利用できる物のことです。

たとえば、ANKERのPowerCore Fusionという充電器をご存じでしょうか。

モバイルバッテリーと充電器が一緒になっており、こちらを旅行に持っていけば、ふたつのアイテムをまとめられます。

こうした多機能アイテムを使いこなすことが大切です。

圧縮袋は必須

圧縮袋は必ず購入した方がいいです。

圧縮袋には種類がありますが、ロールタイプが掃除機を使わずに圧縮できます。

これさえあれば、重量は軽くなりませんが、体積は減ります。

また、「圧縮袋に入るだけ」という荷物量の制限ができるので、強制的に荷物を減らせます。

現地で購入して現地で捨てる

物を現地調達するのもいいでしょう。

下着などの衣類を現地で購入すれば、現地の人とコミュニケーションが取れますし、気に入ったら日本に持って帰ることも可能です。

もちろん、ローカルな安い衣類を購入してそのまま捨てて帰るというのも選択肢のひとつです。

中には、日本からいらなくなった服を着て、現地でいらない服を捨てて帰る猛者もいます。

服のバリエーションを厳選する

思い切って少なめの服で行きましょう。

旅行では写真を撮るので、服のバリエーションに気を遣いたくなりますが、旅行中ワンパターンの衣類で過ごしても全く気にならないものです。

実際、ボクは「お気に入りの1着」しかいつも着ていません。

自分の制服だと思って、いつもこの格好で写真に映っています。

小さいアイテムで揃える

コンパクトさを意識したアイテムでパッキングしましょう。

普通の傘よりも折りたたみ傘の方がコンパクトで持ち運びに便利なのと一緒で、パッキングにも同じことが言えます。

小さくなるトラベルアイロンや、コンパクトに折りたためる衣装ケースなどを使いましょう。

LCCの機内持ち込みできる7kgの荷物はどれくらい？

以下に一般的なモデルとして、7kgの荷物として持ち運べるものをシュミレートしてみました。

これらのものを持ち運ぶと合計で7kgになるので、機内持ち込み可能です。荷物の少ない人なら1週間の旅行ができるでしょう。

衣類の重さの目安

衣類の重さは大体これくらいです。

衣類の大体の重さを知れば、パッキングの参考にもなりますね。

LCCの荷物料金とサイズについて

ここでは、LCCの大手であるジェットスターとPEACHを中心に荷物の料金を比較します。

それでは、まず国内線の比較をしてみましょう。

国内線LCCの機内持ち込み手荷物料金とサイズ

結論から言えば、どこのLCCもおよそ7kg、場合によっては10kgほど機内に荷物を持ち込めます。

一方でサイズは3辺115cm、40Lのものを選んでおけば旅行カバンはまず間違いありません。

ジェットスターとPEACHの手荷物料金とサイズ

試しにジェットスターとPEACHの手荷物料金とサイズを例として、比較してみましょう。

2021年現在、無料で機内に持ち込める手荷物はほぼ同じです。重さは7kg、サイズは3辺合計が115cm以内です。

また、手荷物1個と身の回りの品1個を合わせて2個合計で7kgなので注意しましょう。

ちなみに、7kgを超える荷物の場合は取り扱いが異なっています。ジェットスターは合計で14kgまでの荷物（1つ最大10kgまで）を機内に持ち込めますが、PEACHは機内ではなく預け入れ荷物として扱わなければなりません。

そのため、機内に多めの荷物を預けて旅行したいという人は、ジェットスターが選択肢になります。

国内線LCCの預け入れ荷物料金とサイズ

ジェットスターとPEACHの預け入れ荷物料金を比較してみましょう。

預け入れ荷物の場合は、選び方が異なります。

ジェットスターは40kgまで個数が無制限なのに対して、PEACHは1個32kgまでで5個ほど預けられます。

つまり、スーツケースの数が多い場合はPEACH、1つだけ重たい場合にはジェットスターがいいかもしれません。

運賃タイプを変えると、荷物以外に食事や座席指定などの選択肢もあるので、それも含めて考えればジェットスターがいいでしょう。

預け入れ荷物の計算がシンプルでなおかつ安いのはPEACHですね。

国際線LCC（日本ー韓国）の機内持ち込み・預け荷物料金とサイズ

国際線の手荷物状況を韓国を例に調べてまとめました。

規定の詳細と分析

手荷物の重量制限は、多くのLCCで10kgが標準ですが、PEACHとイースター航空は7kgに制限されています。これにより、PEACHやイースター航空を利用する際には、他の航空会社と比べて少ない量しか持ち運べない点に注意が必要です。

また、ほとんどの航空会社では、手荷物1個と身の回り品1個を持ち込むことができますが、PEACHは手荷物2個と明確に規定されています。

一方、 PEACHの預け入れ荷物の重量制限は1個あたり20kgであり、他の航空会社と比べて制限が少し緩めです。特にエアソウルやエアプサンでは、大人と小児で15kg、幼児で10kgと厳格な制限があります。

預け入れ荷物の個数に関してはチェジュ航空が最も寛大で、預け入れ荷物の個数が3個まで認められており、FlyBagとFlyBag+の選択肢もあります。一方、PEACHやイースター航空は個数が少なく、PEACHは追加料金が発生します。

結局どのLCCがいいの？

預け入れ荷物の重量や個数を考慮すると、複数の荷物を預ける必要がある場合は、チェジュ航空が有利です。また、PEACHのように追加料金が発生する航空会社の場合は、事前に料金を確認し、オンラインでの事前購入を検討することでコストを抑えることができます。

手荷物が7kgに制限されているPEACHやイースター航空を利用する際は、持ち込む荷物を厳選し、軽量化する工夫が必要です。例えば、軽量のリュックや多機能アイテムを利用することで、手荷物の重量を抑えることができます。

まとめ

LCCの荷物に関するパッキング術をご紹介しました。

LCCは基本的に最安であれば、7kgから10kgに荷物を納めなければなりません。

そのため、パッキングにはコツも必要です。

ぜひ、参考にしてみてください。