みなさん、こんにちは。華山です。
アイリスオーヤマのエアリーマットレスは1枚あればベッドのような寝心地で、なおかつ価格もリーズナブルなので人気です。
しかし、5cmや9cmなどバリエーションもあって、購入者の中には後悔している人もいます。同じく寿命やカビについても購入前に知っておきたいですよね。
そこで今回は、エアリーマットレスの後悔しない選び方や特徴について解説します。
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エアリーマットレスとは?
エアリーマットレスとは、アイリスオーヤマが発売しているマットレスです。1枚だけでベッドで寝ているような寝心地になるのが魅力です。
エアリーマットレスの特徴
エアリーマットレスは、さまざまな優れた特徴を持つ製品です。以下のポイントをまとめると、快適な睡眠環境を提供するための要素がわかります。
- 高い反発力の3次元スプリング構造
- 優れた通気性
- 業界トップクラスの耐久性
- 抗菌防臭・制菌加工
- 丸洗い可能
特徴①:高い反発力の3次元スプリング構造
エアリーマットレスは、独自の3次元スプリング構造を採用しており、高い反発力を実現しています。
この構造により、マットレスは体圧を均等に分散し、特定の部位にかかる負担を軽減します。これにより、寝返りがしやすくなり、快適な寝姿勢を保つことができます。
従来のマットレスと比較して、スプリングの反発力が強く、身体全体をしっかりと支えるため、より深い眠りに導きます。
特徴②:優れた通気性
エアリーマットレスは、ポリエステルの約8倍の通気性を持つエアロキューブ®素材を使用しています。
この素材は無数の空気の通り道を持っており、寝具内の湿気を効率的に外に逃がします。これにより、夏場や湿度の高い季節でも蒸れにくく、快適な睡眠環境を提供します。
また、高い通気性により、枕やマットレスが常に乾燥した状態を保ち、清潔で衛生的な状態を維持します。
特徴③:業界トップクラスの耐久性
エアリーマットレスのエアロキューブ®素材は、耐久性の最高水準である1級をクリアしています。
70℃の乾熱環境での圧縮残留ひずみ試験においても、圧縮後のひずみ残留率が非常に低く、形状や硬さを長期間維持することができます。
これにより、マットレスは長期間にわたり使用しても性能が劣化しにくく、購入後も長く快適に使い続けることができます。
特徴④:抗菌防臭・制菌加工
エアリーマットレスは、SEK基準の「抗菌防臭」および「制菌」加工をクリアしています。
抗菌防臭加工により、繊維上の細菌の増殖を抑制し、防臭効果を発揮します。具体的には、細菌が原因となる嫌な臭いの発生を防ぎ、マットレスを清潔な状態に保ちます。さらに、制菌加工により、細菌の繁殖をさらに抑制し、衛生的な環境を提供します。
チューブ状の繊維構造は、繊維くずが出にくく、ダニの繁殖も抑制するため、アレルギーや喘息などのリスクを軽減します。
特徴⑤:丸洗い可能
エアリーマットレスはカバーを外して丸洗いが可能で、簡単に清潔を保つことができます。
特別な洗濯方法や乾燥方法を必要とせず、家庭用洗濯機で簡単に洗えるため、一人暮らしの方や忙しい方にも便利です。洗濯後も形状を維持しやすく、メンテナンスが楽で手間がかからない点が特徴です。これにより、常に清潔で快適な寝環境を保つことができます。
エアリーマットレスの主なラインナップ
エアリーマットレスには、さまざまなニーズに対応する豊富なラインナップがあります。
- スタンダード
- ハイブリッド
- ボリューム
以下に、それぞれの特徴をご紹介します。
スタンダード
スタンダードモデルは、単品でも布団に重ねて使用することができる汎用性の高いマットレスです。
コンパクトに収納できる折り目付きのデザインが特徴で、3つ折りや6つ折りなどのバリエーションがあります。ウレタンフォームと高反発素材(エアロキューブ®)の組み合わせにより、しっかりと身体を支える快適な寝心地を提供します。
ハイブリッド
ハイブリッドモデルは、2層構造のリバーシブルタイプで、お好みの寝心地を選べるのが特徴です。
片面はやや厚めの設計になっており、しっかりとしたサポート感と快適さを両立させています。リバーシブル仕様により、気分や季節に応じて使い分けることができます。
ボリューム
ボリュームモデルは、程よい厚みと優れた通気性を兼ね備えたマットレスです。
迷った場合にはこちらがおすすめで、寝心地を重視する方に最適です。厚みのあるデザインが特徴で、しっかりとしたサポートと快適さを提供します。
エクストラ
エクストラモデルは、スタンダードタイプよりもさらに優れた耐圧分散性を持ち、より快適な寝心地を提供します。
11cmの厚みのモデルや高反発オプションなど、機能的なバリエーションが豊富です。体への負担を軽減し、より良質な睡眠をサポートします。
その他
エアリーマットレスには、素材や硬さにこだわったモデルもラインナップされています。
さらに分厚いタイプや消臭機能付きのモデルなど、多様なオプションが用意されています。特定のニーズに合わせた選択肢が豊富で、自分にぴったりのマットレスを見つけることができます。
エアリーマットレスを買った人が後悔しやすい点
エアリーマットレスを購入した人は以下のような点で後悔すると言われています。
カテゴリ | 不満点 |
---|---|
寝心地 | 硬すぎる、または柔らかすぎる |
体圧分散が悪い | |
腰が痛い | |
カサカサ音がする | |
夏場は蒸れる・冬は寒い | |
耐久性 | ヘタリが早い |
カビやすい | |
破けやすい | |
その他 | 返品・交換手続きが面倒 |
硬すぎる、または柔らかすぎる
エアリーマットレスは人によって硬すぎる、もしくは柔らかすぎると感じられることがあります。
硬すぎると体が痛くなることがあり、逆に柔らかすぎると体が沈みすぎてサポートが不十分になります。
購入前にしっかりとしたリサーチ、可能なら商品を試すことが重要です。
体圧分散が悪い
体圧分散が悪いと、特定の部分に負担がかかりやすくなります。
特に肩や腰などに集中することが多く、快適な睡眠が妨げられます。
エアリーマットレスは体圧分散がウリですが、期待下ほどでなかったと後悔してしまうケースがあります。
腰が痛い
マットレスのサポートが不十分だと、腰痛が悪化することがあります。
体圧分散や硬さの好みになりますが、それらが原因で腰の痛みを感じるかもしれません。
カサカサ音がする
エアリーマットレスは使用中にカサカサと音がすることがあります。
エアロキューブと呼ばれるエアリーマットレスの中に入っている素材の構造上、しょうがないことかもしれませんが独特の音が気になるかもしれません。
特に寝返りを頻繁に打つ人にはストレスとなるでしょう。
夏場は蒸れる・冬場は寒い
エアリーマットレスは夏場に蒸れることがあります。これは特に汗をかきやすい人にとって不快な問題となります。
裏と表を使い分けることで少しは改善されますが、熱を持っている夏の場合は暑く感じることもあります。
一方でエアリーマットレスは薄いので冬は床の寒さが来るかもしれません。
ヘタリが早い
エアリーマットレスの耐久性に不満を持つユーザーもいます。
短期間でヘタリが見られる場合、サポート力が低下し、快適さが失われることがあります。これはコストパフォーマンスの面でも大きな問題です。
カビやすい
通気性が悪いと、湿気がこもりやすくなり、カビが発生するリスクが高まります。
特に湿度の高い地域に住んでいる場合や、通気が悪い部屋で使用する場合には注意が必要です。必ず毎日折りたたんで収納するようにしましょう。また、5cmより9cmの方がカビが生えやすいです。
破けやすい
エアリーマットレスを使っていると破れることもあります。
日常的な使用やお手入れの際に注意が必要ですが、それでも 中には破けやすいと感じるユーザーもいます。
返品・交換手続きが面倒
エアリーマットレスを購入して満足できなかった場合、返品や交換を希望することがあります。
しかし、大型商品のため発送が面倒だと感じる人も多いです。公式ページでは、商品到着から60日以内に一度電話してから返品手続きを行う必要があると記載されています。
後悔しないためにできること
これらの点で後悔しないように、以下の点を確認することが大切です。
- 自分の体格や寝姿勢に合ったものを選ぶ
- 実際に試寝してみる
- 口コミや評判をよく確認する
- 返品・交換制度を確認しておく
エアリーマットレスは5cmと9cmのどっちが後悔しないか比較
主要ラインナップである、エアリーマットレスを5cmと9cmで比較すると以下のようになります。
項目 | エアリーマットレス 厚さ5cm シングル | エアリーマットレス 厚さ9cm シングル |
---|---|---|
重さ | 約4.4kg | 約7.8kg |
素材 | [側生地]ポリエステル100%、詰めもの:ポリエステルわた100%[中袋]ポリエステル100%[中材]合成繊維(ポリエーテルエステル系繊維) | [側生地]ニット生地:ポリエステル85%、綿:12%、その他3%詰めもの:ポリエステル100%メッシュ生地:ポリエステル100%[中袋]ポリエステル100%[中材]合成繊維(ポリエーテルエステル系繊維) |
サイズ | 約95cm×約198cm×約5cm | 約95cm×約198cm×約9cm |
特徴 | コンパクトに畳める | フカフカな寝心地 |
最終的には個人の好みによりますが、9cmがおすすめです。
理由は寝具としての快適さの厚みが5cmと9cmでは全く異なるからです。
5cmだと、経年劣化でへたることを考えると、ペラペラすぎて体が痛くなる可能性があります。
自分の経験として1年間使ったら少しヘコみを感じてしまって寝る時に痛みを感じました。
ただし、5cmのメリットは、たたむとコンパクトになるので後片付けがしやすい事です。たたんでも15cmですから、9cmだと約30cmなので約半分です。
ちなみに、エアリーマットレスの厚さは5cmから12cmまであって、ハイブリッドからハイグレード(柔らかめから固めまで)ラインナップがあります。もちろん、シングルからセミダブル、ダブルなど幅の大きさも兼ね備えています。
しっかりと確認して購入しましょう。
エアリーマットレスの寿命は?
エアリーマットレスの寿命は公表されていません。
さらに、何をもって寿命が来たと感じるかは人によって違いますが、ここでは「マットレスがヘコたれてきたな」と感じた時とします。
実際に使用してみると1年足らずでペラペラ感を感じるようになりました。そのため、1年程度でふかふかの寝心地はなくなると感じるでしょう。
一方で、3年以上経っても、硬くて体が痛いと感じることはありませんでした。つまり、「フカフカさを感じないな」「ヘコんできた」と思ってちょっと不満を感じる状態で一定程度の品質を保ってくれます。完璧にペラペラになるには長い年月が必要です。
特に腰痛やヘルニアが心配なら完全日本製造、プレミアムポケットコイル内蔵で13層の厚みがあるこちらの商品がおすすめです。
ただし、厚みが27cmもあるので、ミニマムな家具を揃えたい方にはおすすめしません。
エアリーマットレスはカビが生える?
エアリーマットレスはカビが生えます。
ただし、カビの生えやすさは布団と同じです。布団もずっと敷きっぱなしにしていれば、カビが生えやすいです。
それと同じようにエアリーマットレスをずっと床に敷いていればカビが生えてしまいます。こまめに畳んで収納するようにしましょう。
また、風邪でエアリーマットレスの上に数日寝込んだ時にカビが生えてしまったという報告もあります。
エアリーマットレスに最適なカバー
エアリーマットレス用の公式カバーが販売されています。
エアリーマットレスはシーツなど付けなくても、そのままお使いいただけます。しかしながら、カバー自体に髪の毛など小さな汚れが入ってしまいます。
そのため、カバーが大切です。
エアリーマットレスのカバーを代用するなら無印良品
ネット上では無印良品の敷き布団カバーがぴったりだと話題です。
エアリーマットレスの洗い方
エアリーマットレスの洗い方は以下の手順で行います。
- カバーからエアロキューブを取り出す
- カバーを洗濯機で洗う
- エアロキューブを水洗いする
- カバーとエアロキューブを乾かす
- 元通りに戻す
エアリーマットレスは水洗いができます。ただし、マットレスはそのまま洗濯機に入らないので、カバーとエアロキューブ部分で分けて洗うべきです。
分解してから、カバーの部分は普通に洗濯機で洗います。
そして、エアロキューブはお風呂場で水をぶっかけて洗うと綺麗になります。
あとは乾かして元の状態に戻せば大丈夫です。
ミニマリストがエアリーマットレスを愛用する理由
ミニマリストがエアリーマットレスを愛用する理由は以下の通りです。
- ひとつあればベッド並みの寝心地を手に入れられる
- 手入れがとても簡単
- 折り畳めばソファになる
- 片付けが簡単
他の寝具と比較してみましょう。
ベッド | 布団 | マットレス | |
メリット | しっかりと質の良い睡眠が取れる | 畳むとコンパクト、しっかりと保温できる | コンパクト、寝心地がよい |
デメリット | 簡単に動かせず、場所を取る | 上げ下げが面倒、カビが生える | モノによっては薄い |
上の表のようなメリットとデメリットの関係になっています。ベッドの方が睡眠の質は確実に上がりますが、場所を取るのでワンルームに住む人や、引越しを頻繁にする人にとって、ベッドが大きいのでスペースの有効活用や、持ち運びが困難です。
一方で、布団だと同じようにしっかりと寝ることはできます。しかし、布団をきちんと管理しなければすぐにカビになります。手入れが大変です。
このベッドと布団のデメリットを解消してくれるのが、エアリーマットレスです。コンパクトで寝心地もよく、管理も簡単です。
【体験談】5cmのエアリーマットレスの口コミとレビュー!
今回、実際に5cmの厚みのエアリーマットレスを購入してみました。使用期間は2年間です。
購入のきっかけとなったのは、とあるミニマリストさんのブログでエアリーマットレスの凄さが紹介されていて、購入に至ったという感じです。
満足しているところ
満足している点は以下の通りです。
- 寝心地がいい
- 手入れが楽
詳しく解説します。
寝心地がいい
実際に使ってみると、期待以上でした。初めて寝た時の感想は、床に敷いたマットレスなのに、本当にベッドのような寝心地でした。わずか5cmなのにフカフカのベッドに寝転がっているような感覚でした。
さらにエアリーマットレスも工夫されていて、裏面と表面を季節ごとに使えます。メッシュの面は主に夏など寝苦しい時期にすると通気性もよく、不快感はありません。逆に裏面にするとタオルのような生地感で、床から冷え込む冷気が入ってこないようになります。
手入れが楽
また、カバーを外せばすぐに洗濯機に打ち込むこともできますし、エアロキューブの部分も水洗い可能なのでお風呂で水かけて手入れすることもできます。手入れが簡単なので、手間もかからず嬉しいです。ちなみに、洗う頻度は2ヶ月に1回くらいです。
後悔していること
後悔している点は以下の通りです。
- 冬は寒い
- 耐久性が微妙
詳しく解説します。
冬は寒い
真冬にエアリーマットレス1枚では、床からの寒さが防げません。
寒さの対策方法として、ボクはマットレスの上に毛布を敷いて寝ています。逆にいうと、毛布さえ敷けば寒さは凌げます。
ちなみにボクは、毛布のほかにシルクのシーツを使っています。これで寝心地が抜群に上がります。肌触りが神レベルです。
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耐久性が微妙
肝心の耐久性ですが、ボクはここも後悔しています。値段に惹かれてエアリーマットレスの5cmモデルを購入しました。1万円台で買えるエアリーマットレスだったので、コスパ的にとてもよいと思って舞い上がってました。
しかし、3ヶ月使えばかなりヘタってきました。8万回、寝返りが可能と聞いたので、たった3ヶ月でヘタってしまうのはとても残念です。
ただしボクも反省している点があって、1万円台という価格に飛びつかずに9cmモデルを購入していれば、ここまでへたりを感じなかったかもしれません。これは今からエアリーマットレスを購入しようとしている人に知っておいてもらいたいことです。
エアリーマットレスだけで寝ようと考えている人はできるだけ厚いものを選びましょう。5cmのものはマットレスの上に布団などを使うという人だけ購入をおすすめします。というわけで、9cmがおすすめです。
また、表面に汚れが付くのが気になるので、その見栄えの耐久性も考えた方がいいかもしれません。
アイリスオーヤマの他の「エアリーシリーズ」
アイリスオーヤマのエアリーシリーズの中には、マットレス以外にもいくつか種類があります。
- 敷布団
- 敷きパッド
敷布団は布団ですので、厚みがあってふかふかです。ただし、動かすのが多少手間です。
敷きパッドは1番薄く、本来ならマットレスの上などに敷いて使用するものです。1枚だと、身体が痛くなります。
でも1番おすすめするのが、薄くて軽いのに、寝心地抜群のマットレスです。
ちなみに、エアリーマットレスに布団を合わせるなら西川の布団がおすすめです。特に圧倒的な暖かさを誇る羽毛布団や、フワフワのタオルケットを使えば睡眠のクオリティが上がること間違いなしです!
創業450年以上の歴史もあるので信頼できます。
ニトリにエアリーマットレスはある?
ニトリにエアリーマットレスはありません。しかしながら、エアリーマットレスにそっくりな折りたたみマットレスが販売されています。
実際に両方を使用した人によると、エアリーマットレスの方が軽くて柔らかいといいます。
そのため、重たいマットレスがよければニトリ、軽ければエアリーマットレスを選ぶとよいでしょう。
まとめ
今回はエアリーマットレスについてご紹介しました。ミニマリストなら、誰もが持っていると言われるエアリーマットレスです。たった1枚のマットレスだけで、寝るのが楽しくなります。ぜひともこれを機会に購入を検討してみてください。
エアリーマットレスを購入するならば、公式のショッピングサイトもおすすめです。
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また、楽天ペイやPayPay、d払いの還元の対象になるのでお得にショッピング可能です。
また、タイミングがあえばdショッピングでアイリスオーヤマのショップを見るとクーポンが発券されててお得になるかもしれません。
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