YouTubeを地道に更新して、少しずつ登録者が増えてきた——。
そんな矢先、ある日突然、チャンネルがBAN（アカウント停止）されました。理由の通知はたった一文。異議申し立ても通らず、気がつけばログインすらできない状態に……。
「え、何かルール違反した？」「復活できるの？」「新しく作り直すしかないのか？」
多くのYouTuberにとって、チャンネルBANは突然の悪夢として訪れます。
この記事では、実際にBANされた筆者のリアルな体験談をもとに、
BANの主な原因と予兆
異議申し立ての流れ
サブチャンネルや再出発の対策
今後BANされないためのリスク管理
などを徹底的に解説します。
YouTubeを真剣に続けたい人こそ、この「BANの落とし穴」を今のうちに知っておいてください。
YouTubeチャンネルBANとは何か？
YouTubeチャンネルのBAN（バン）とは、コミュニティガイドライン違反や著作権侵害などを理由に、YouTube側によってチャンネルが停止・削除されることです。
通常は、警告（いわゆるストライク）が段階的に加算されますが、悪質だと判断されると一発BAN（即時削除）も起こり得ます。
2. BANされる主な原因（著作権／ガイドライン違反など）
BANの主な理由は次のとおりです。
原因 | 内容 |
|---|---|
著作権侵害 | 楽曲・映像など他者の著作物を無断使用 |
スパム行為 | 同じ内容の動画を大量投稿・自動化ツール |
なりすまし | 他人・企業になりすまして投稿 |
詐欺的内容 | 誤解を与えるサムネや虚偽の表現 |
外部リンクの乱用 | 悪質な誘導URLなど |
しかし、該当していないのに誤BANされるケースもあります。
実際にBANされた私の体験談
私は実際に「音声特化型のサブチャンネル」を運営していました。動画ではなく、自分の声だけで語るラジオ形式の内容で、投資や国際情勢などを語っていました。
規模は小さく、チャンネル登録者も10人程度。しかし、ある日突然BAN通知が届きました。
BANの理由は「詐欺・なりすましコンテンツ」とのこと。
正直、青天の霹靂でした。違反した覚えは一切ありません。
復活できた？問い合わせと審査の流れ
YouTubeからのBAN通知メールには、「異議申し立てフォーム」が記載されていました。
私は即座に異議を申し立てましたが、返信はたった一文「これは違います」程度の短文。
結果は「再審査の結果、やはり規約違反です」との返答で復活は叶いませんでした。
ここで重要なのは、異議申し立てには丁寧かつ具体的な説明が必要だということです。
チャンネルBAN後の対処法とリスク管理
BANされた後にやるべきことは以下の通りです。
すぐに異議申し立てを行う（詳細に）
別のGoogleアカウントで新チャンネルを立ち上げる
バックアップがあれば再投稿を検討
今後の運営はより慎重に行う
YouTubeは誤BANも多いため、リスク分散が必要です。
自分はしょうがなく、新しいアカウントを作ってチャンネルも新しくしました。
サブチャンネルはどうすべきか？
サブチャンネルはリスク分散として有効ですが、同じサムネイルを使い回したり、外部サービス（SpotifyやStand.fm）から自動インポート機能を使う場合は注意が必要です。
私のケースでは、音声だけのコンテンツを同じサムネ付きで自動連携していたのが原因だと推測されます。
BANされないために意識すべきポイント
BANされないために以下の様なことを気をつけましょう。
サムネイルの使い回しは避ける（特に外部連携時）
異なる内容の動画でも、形式が同じすぎると「スパム」扱いのリスク
YouTubeポリシーを定期的に確認
自動連携機能は慎重に使う。できれば手動アップロード推奨
異議申し立て時はスクリーンショットや経緯説明を添える
まとめ：BANされても終わりじゃない
YouTubeのBANは突然やってきます。
しかし、しっかりと理由を確認し、冷静に対応すれば復活の道はあります。
また、BANを未然に防ぐには、日頃からポリシー遵守はもちろん、「似たような投稿がスパム判定される」という視点を持つことが重要です。
BANされたからといって諦める必要はありません。次に活かす知見として、行動を積み重ねていきましょう。