みなさん、こんにちは。華山です。英語の学習を頑張っていますか。英語の学習をしていると、単語をどうやって勉強すればよいのか悩むことがよくあると思います。そこで、今回はTOEICなどに役立つ、英単語を覚えるおすすめの参考書についてご紹介したいと思います。
この記事を書いている人の語学レベル
まず、簡単にボクの英語の資格は英検でいうと、準一級でTOEICは800くらいです。どちらも3年前くらいに受けたきりで、TOEICに至っては海外で受験しているため大体の目安です。
そのため、今現在ではまだ上がっていると思います。(そうでなければ、修士で英語も使うのにただのポンコツ)
速読速聴英単語がおすすめ
ずばり、英単語を覚えるのにおすすめの単語帳は速読速聴英単語シリーズです。おそらく、英単語を覚えるのが面倒臭くてしょうがないと思っている人もいるのではないでしょうか。書いて覚えるのは実にキツイですよね。実は、単語を書かずに覚えることができるのがこの参考書なのです。
おそらく受験時に速読英単語という参考書を使っていた方ならわかると思いますが、あの参考書の社会人バージョンが速読速聴英単語で、TOEICや英検など、語学試験に幅広く対応しています。
速読速聴英単語のラインナップ
速読速聴英単語はシリーズになっていてBasic、Daily、Core、Opinion、Advanced、Businessといラインナップがあります。Businessだけ例外ですが、左から右に行くにつれてレベルが高くなります。
レベル | Basic | Daily | Core | Opinion | Advanced | Business |
---|---|---|---|---|---|---|
TOEIC | 500点 | 600から700点 | 600から800点 | 600から800点 | 800から900点 | 700から900点 |
英検 | 3級から準2級 | 2級 | 2級から準1級 | 2級から準1級 | 1級 | 準1級から1級 |
Basic
Basicは初級で中学生レベルです。英語が全く分からなくて最初からやり直したいという人にはコレです。英検3級から準2級、TOEIC500点を目指す人はこれです。
Daily
Dailyは初中級で日常で使う英単語が載っています。英検2級、TOEIC600から700を目指す人向けです。
Core
Coreは、CEFRのB2で2級から準1級、TOEICでは600から800を目指す人向けです。中級レベルですね。
Opinion
Opinionも同じレベルで2級から準1級、TOEICでは600から800を目指す人向けです。
ただ、Coreがリーディングのための語彙力補強に重点を置いているのに対して、Opinionは司法や環境問題などのトピックに対して賛否の意見が載っています。つまり、英作文やスピーチに応用しやすいのはこちらです。
Advanced
AdvancedはTOEIC800から900向けです。英検1級を目指している人も対象です。いわゆる最上級レベルで英字新聞などネイティブが使っている文章が収録されています。
Business
BusinessはTOEIC700から900レベルで英検準1級から1級レベルです。これは、Businessという言葉から分かるように、経済やマーケティングに関する文章が収録されています。
全書の共通点
これらの単語帳に共通しているのは、英語の長文と英単語が収録されているところです。英語の長文を音読することによって、英単語を覚えるというのがこの単語帳の使い方です。書く必要はありません。
TOEICなどでは、英語を見て日本語の意味が分かれば大丈夫です。そのため、細かいスペルを覚えるより効率よく英単語の意味を覚えることができます。
実際の使い方
- 単語リストのページで単語の意味を覚える
- 長文を黙読する(意味確認のため単語リストに戻ってもよい)
- 長文の大意を把握したら、音読を15回繰り返す
- 長文まるごと覚える勢いでやると単語が覚えられる
- 次の章で同じサイクルをする
さて、実際の使い方ですがまず、英単語のページを開いて英単語の意味をサッと覚えましょう。そして、英語の長文を読みます。意味が分からない単語は調べつつ内容を把握します。それができたら、音読を繰り返します。1章について15回くらいは音読したいところです。
音読することによって目、耳、口の一石三鳥で覚えることができますし、前後の文脈も覚えることで長文のストーリーの中で英単語を覚えることができます。連想して覚えやすいのです。
実際に使用してみた
ボクはCoreとAdvancedを使っています。実際、ボクは英単語を書いて覚えるというようなことはしませんでした。空き時間に付属のCDなどを使って音声を聴きながらシャドーイングや音読に励んでいました。それだけでTOEICの語彙で困ることはありません。
とはいっても、ボクもまだAvancedの最後のページまで音読し終わっていないのでこれから語彙力をさらに強化していきたいと思います。
まとめ
今回は速読速聴英単語についてご紹介しました。この単語帳は英単語を覚えるのが苦手な人でも楽に覚えることができます。外出先でも音声を聞いたり、音読を小さい声で行ったりすると隙間勉強にぴったりです。ぜひ、みんなさんも試してみてください。