どこでも自由に働けるノマドワーカーという生活は、多くの人にとって憧れです。
しかし、この自由な働き方の裏で直面する現実や見落としがちな課題も多く存在します。経験者からやめとけと言われることもあります。
そこで今回は国内外でノマドワークを行なっている筆者が、その体験談やノマド仲間から聞いた経験を紹介します。
ノマドワーカーはやめとけと言われる理由!失敗や後悔すること
ノマドワーカーは以下のようなことで失敗や後悔する可能性があります。
- 言葉の壁がツラい
- 経済的な自立
- 適応力の必要性
- インフルエンサーになる重圧
- ノマドワーカーの孤独感
このようなリスクがあるので、先輩ノマドからやめとけとアドバイスされます。
それでは順番に解説します。
言葉の壁がツラい
もし、国外でノマド生活をするならば、日本語が使えません。
その際に多くのノマドワーカーが直面する最初の壁は言語です。 自分の英語力が至らなかったり、反対に非英語圏で英語でコミュニケーションが取れないとストレスになります。
それが毎日重なれば、嫌になること間違いなしです。
経済的な自立
ノマドワーカーとして成功するためには、経済的な自立が必要です。
一般的にSNSなどで見かけるノマドワーカーは収入も自立しており、謳い文句の通りに会社員の倍は稼いでいる場合もあります。 しかし、安定した収入を得ることは簡単ではありません。 会社の看板もないところから営業を始めてコツコツと仕事をしなければなりません。
単価が低いことも普通にあります。これに耐えきれずにノマドになって後悔する人も多いです。
適応力の必要性
異文化の中で生活し、働くことは大きな挑戦ですが、国内外問わず現地の文化に合わせる必要があります。
たとえば、田舎なら田舎なりの村社会に溶け込んで生活しなければなりません。これに合わない人もたくさんいます。逆に田舎の生活に慣れている人が都会での生活に慣れないこともあります。
これが海外になれば、さらに異文化となるので、食事から会話まで異文化を楽しめないと苦痛な日々になります。
インフルエンサーになる重圧
ノマドワーカーは、一定の影響力を持たないと稼ぎ続けられません。つまり、SNSを通じてインフルエンサーになる必要があります。知名度があれば、単価が上がりますし労働時間も少しは減るでしょう。そこまでの影響力を確立することも大変ですし、有名になったらなったで今度はアンチなどが発生します。
ひどい時は、Yahoo!ニュースに取り上げられてコメント欄で叩かれることになります。そのアンチに耐えても自由な生活とインフルエンサーでいることを望みますか?また、今回の内容はこちらに詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
ノマドワーカーの孤独感について
ノマドワーカーとして一人で働くことは、多大な自由を享受することができますが、同時に孤独感を感じることも少なくありません。オフィス環境や固定された仕事場所がないため、日常的に同僚や仲間との交流が減り、孤立感を抱きやすくなります。
この孤独感は、仕事のモチベーションの低下や、精神的な健康問題を引き起こす原因ともなり得ます。また、自分一人で仕事の問題やストレスに対処しなければならないことも、孤独を一層深める要因となっています。
ノマドワーカーがこの孤独感と効果的に向き合うには、オンラインコミュニティの活用、定期的なリアルのネットワーキングイベントへの参加、メンターや同僚との定期的なコミュニケーションを保つことなどが挙げられます。孤独感を乗り越えることは、ノマドワーカーとして長期的に成功するために不可欠なステップの一つです。
まとめ
ノマドワーカーとしての生活は、表面上は自由で魅力的に見えますが、成功するためには多くの課題を克服する必要があります。
会社員と異なって、自分でビジネスを起こさないといけない、成功したノマドワーカーになるには大変です。
ぜひこの記事を参考にして、対策を立ててみてください。