ミニマリストの末路は悲惨?やめた人がいる理由は?

ミニマリストの末路は悲惨と言われています。

ミニマリズムのブームが2017年ごろにやってきて、多くの人がミニマリストを名乗るようになりました。元祖ミニマリストと言われた人たちは、ミニマリストとしてまだ活躍している人がいる一方で、ミニマリストに憧れた人は消えました。

そこで今回は、ミニマリストを目指した人の末路はどうなっているのかを、元祖ミニマリストの末路である現在について詳しく解説します。

ミニマリストを目指した人の末路

ミニマリストを目指した人の末路は、以下のようになります。

  • 部屋に物が増えて散らかる
  • リアル社会で孤立するようになる

それでは解説します。

部屋に物が増えて散らかる

ミニマリストを諦めた人は、部屋が散らかるようになります。ミニマリストをやめて一気に汚い部屋になってしまうのではなく、何かの人生のタイミングで物が増えるようになります。

具体的には、パートナーができ結婚をしたり、子どもが生まれたりすると生活環境が変わるので一緒に部屋を散らかす人もいます。

ちなみに、片付けで有名なこんまり氏も育児をする中で「片付けを諦めた」と発言したことが話題になっています。

リアル社会で孤立するようになる

ミニマリストになれば現実の社会で孤立するようになります。

ミニマリストはネット世界では普及していますが、現実世界では珍しいです。特に所持品を減らすミニマリストには独自の考え方や哲学があるので、距離を置こうと考える人も珍しくありません。 そして、友達を失っていった結果、友人の数が減ってひとりぼっちになります。

ネットでは自分の哲学を饒舌に語っていいねに承認欲求を満たすだけの人間になる可能性があります。

ミニマリストの末路は悲惨?病気と罵られる理由

ミニマリストになると生活や性格が変わりますが、以下のような点においてミニマリストは周りから見ると悲惨に見えて、病気と罵られます。

  • 持ち物を減らすことが第一主義となる
  • 尖った考えが確立して他人を見下す

それでは解説します。

持ち物を減らすことが第一主義となる

ミニマリストになると、持ち物を減らすことが何より大事だと考えてしまいます。

絶対に必要な日用品でさえも、「なくても大丈夫」と考えるようになり、捨てて困る物まで捨ててしまいます。 さらには何かに取り憑かれたように「捨てられるものはないか」と考えてしまうのです。ひどい時には、他人のものまで何か捨てられないかと考えてしまいます。

尖った考えが確立して他人を見下す

ミニマリストになると、独自の考え方が生まれます。

ものを捨てる成功体験や、ミニマリストに関連する本を読み込む中で「〇〇すれば大丈夫」「さえすればOK」といったような哲学的な視点が芽生え始めます。 最初は自分の考えを発信するだけですが、そのうち他の人から褒められるようになって意見も確立して過激になりつつあります。

そして最後に、自分と違う考えを持っている人を「遅れているな」と感じるようになります。

有名ミニマリストの末路

有名ミニマリストの中から、しぶ氏と佐々木氏を取り上げてみましょう。

ミニマリストしぶの現在

ミニマリストのしぶ氏は現在、以下のような仕事をメインに行っています。

  • 自己ブランド「less is _ jp」の監修
  • エッセイ本の執筆

「less is _ jp」はミニマリストしぶ氏が監修するブランドです。2018年8月に始まりました。 「より少なく、より軽やかに、より少なく」をコンセプトにしており、蔦屋書店でリアル店舗を展開しています。 そして、エッセイ本としては「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて自由になる50の方法」「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」といった書籍をこれまで執筆しています。 これらの本は中国語や韓国語に翻訳されており、世界でヒットしています。

ミニマリスト佐々木の現在

ミニマリスト佐々木氏は現在、作家として活動しています。 「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」「ぼくたちは習慣で、できている。」といった書籍をこれまでに執筆しており、それぞれ26カ国語と12ヶ国語で翻訳されています。

まとめ

今回はミニマリストの末路についてご紹介しました。

ミニマリストであることを辞めるのにはタイミングがあります。それからミニマリストの末路が悲惨と言われるのは、現実世界の人々と感覚がずれるからです。 また、元祖ミニマリストは今でもオピニオンリーダーとして活躍していますね。 ぜひ、参考にしてみてください。