みなさん、こんにちは。華山です。ギターやピアノをやってる人の中には、1度でいいから曲を作ってみたいと思っている人がいませんか。でも実際に作曲するとなるとなんだか難しそうですよね。
しかし、現在ではDTMと呼ばれる音楽ソフトが充実していて、誰でも簡単に高品質な楽曲を制作することが可能です。そこで今回は、Logic Pro X を使った作曲方法についてご紹介したいと思います。
Logic Pro Xとは
Logic Pro XはAppleが開発している音楽制作ソフトです。Apple loopと呼ばれる、フリーで使える音源が充実しており、非常に人気の高いソフト です。有名なミュージシャンではUVERworldさんなどが使用しています。
作曲ソフトはいろいろある
他にも作曲ソフトは、宇多田ヒカルさんが使用しているCubaseやLUNA SEAさんなどが使用しているPro Toolsなどがあります。Pro Toolsは録音する機能がメインのソフトで、プロのレコーディング現場でも使用されてます。
ただし、Logic Pro XだけはMacBookやiMacなどAppleのコンピューターでしか使用することができません。その代わり、使い方はとても簡単で分かりやすいようになっています。
作曲をしようと思っていてパソコンの購入も考えている人は、Appleのコンピューターを買って作曲するのがよいでしょう。
Logic Pro Xを使った作曲方法
実際にボクが行っている作曲方法はこちらです。
ドラム
まず、右上のループ音源からドラムを探します。ドラムだけでも相当なビート数があるので、曲のイメージに合ったドラムのパターンを選びましょう。ぴったりなドラムのパターンを選んだら、横に引っ張ってあげてループさせます。4小節か8小節に1回フィルを入れるようにしましょう。
ベース
ドラムができたらベース制作に入ります。ベースのコード進行をルート引きで、4小節ぐらい入れるようにしましょう。
たとえば、CGCGというコードなら、1小節にCの音を8つ、Gの音を8つというようにして繰り返してきます。ギターのフレーズができたら、もう1度ベースを作ります。曲のイメージに合わせてベースラインを動かして曲に味を出してあげましょう。
ギターとピアノ
ひとまず、これでベースは完成にして次はギターです。おそらく、ほとんどの楽曲がツインギターなので、ギターのトラックを2本入れることになります。ギターのコードを打ち込むか、パワーコードを打ち込むようにするとだいぶ曲っぽくなります。
また、好みやイメージに合わせて、ギターの音色を変えたりヒューマナイズという機能を使ったりして音の強弱をつけてあげると、とても人間が弾いてるような音になります。ピアノの場合も、ギターと同じです。コードを入力するかフレーズを入力しましょう。
ボーカル
そして、最後にボーカルです。ボーカルは歌を録音することになりますが、その後の編集が肝心です。
ミキサーに最低限、EQを挿入してプリセットから男性ボーカルや女性ボーカルなど、自分の声にあった設定にします。
そして、ピッチコレクションを挿入すると、勝手に正しい音にしてくれます。
さらにもう1つ、スペースデザイナーを挿入して、ステージリバーブ、29dbで設定するといい感じにボーカルが聞こえます。ボーカルは突き詰めていけばキリがないですが、これくらいしておけば最低限です。
ミックスダウン
そして1通り曲ができ上がったので、1トラックずつwav音源に書き出します。そしてまた、そのトラックをLogic Pro Xに挿入して、好みの音源のプリセットで設定します。1度、トラックに書き出すことで、機械音感が少しなくなるのでおすすめです。
すべて音源の設定を終えたら、最後に音量を整えます。ベースやドラムを-12dbにして、ギター、ピアノを-15dbくらいで整えます。そしてボーカルを-10dbくらいにするとちょうどよいです。また、楽器の音を左右に振るのを忘れないようにしましょう。
最後にマスタートラックに、マスタリング用のプリセットを挿入して完了です。ロックやポップなどを選ぶだけで音に広がりが加わります。
特にアダプティブリミッターは、音圧を加えることができるのでガンガンで上げておきましょう。
最後にもう1度音源に書き出せば完了です。
まとめ
今回はLogic Pro Xを使用した、作曲方法を紹介しました。文で書くと難しいように思いますが、実際にLogic Pro Xを開きながらやってみると簡単なことがわかります。慣れてくるともっと簡単で、楽しくなります。
ぜひ、作曲してみたいと考えている方は試してみてはいかがですか。