海外移住は悲惨?甘くないからやめとけ?失敗して後悔する理由

海外移住は、人生が変わります。

しかしながら、人によっては上手くいかなかったと感じる人もいます。

たしかに海外移住は合う人と合わない人がいます。 そこで今回は海外移住での後悔、現実や末路について詳しく解説します。

海外移住の現実や末路は悲惨?失敗して後悔する理由

海外移住をしたとしても、成功するとは限りません。現実には以下のような問題点に直面する可能性があります。

  • 治安面で不安がある
  • 街並みが汚い
  • 食文化が異なる
  • 国民性が異なる
  • 言語の壁がある

それでは順番に解説します。

治安面で不安がある

海外は日本に比べて治安が悪いということは否定できません。

日本と同じくらい治安がいいと言われている台湾でも窓には鉄格子がされており、日本は鉄格子をしなくても治安が保たれているのでいかにすごいかわかります。 また、海外では犯罪に拳銃が使われることもあり、特にアメリカなどでは乱射事件も発生しています。

それからヨーロッパなどでも薬物が蔓延しており、ドタッグが間近にある環境なので危険を感じる時が日本に比べて多いです。

街並みが汚い

海外の街を歩けば、路上にゴミがポイ捨てしてあったり舗装されてなかったりすることもあります。

日本は田舎であってもアスファルトでしっかりと舗装されていて定期的にメンテナンスをしているので荒廃していることはほぼありません。 しかし、海外であればアスファルトの舗装がされていても割れていたり穴が空いていたりすることもあります。

そのおかげで物理的に怪我をしてしまうというリスクがあります。 また、気持ちの問題もあって街並みが汚いと精神的に気持ちも参ってしまいます。散らかった部屋にいると精神が乱れるのと同じです。

食文化が異なる

海外と日本では食文化が異なります。

食事は毎日口にするものなので、移住先の食事が自分に合わないとかなりストレスになります。 たとえば、同じアジアであっても、日本と東南アジアの料理ではパクチーの有無や辛さの違いがかなりあります。そうしたのが自分に合わなければ食べられるものが限られてくるので生活が苦しくなるでしょう。

また、世界のどこでも日本食は食べられますが、日本よりも割高になっていることが多く、日本食だけで過ごすと日本よりも食費が高くなる可能性もあります。

国民性が異なる

海外と日本では、国民性が異なります。

よく、日本人は真面目で勤勉だと言われますが、海外は日本人のように何でも丁寧に取り組むわけではありません。 海外旅行に行ってもショップ店員がスマホを見て時間を潰していることがあるくらい、真面目で勤勉というのが日本人特有なものであることがよくわかります。

そのため、日本人の感覚がワールドスタンダードだと思って行動していると、海外の人たちの適当さや無責任加減が日本人感覚では許せなく感じてしまうでしょう。特に時間を守る感覚や丁寧な接客はないと考えた方がいいです。

言語の壁がある

海外で日本語が通じることは稀なので、必ず言葉の壁が存在します。

そのため、英語を話せるようになることは必須です。最低限自分が言いたいことを表現できる能力、相手の言っていることを聞き取る能力が必要です。それができなくて挫折する可能性があります。 しかし、英語をマスターしても、世界で英語を公用語としている国は少ないです。

どちらも母語ではない英語でのコミュニケーションを取ることになれば、双方にミスコミュニケーションが発生します。

だから現地語を少なからず覚える必要もありますが、それはそれで負担となります。

海外移住で「帰ってくるな」と言われる理由

海外移住で「帰ってくるな」と言われる理由には、以下のようなものがあります。

  • 出羽守となって日本を批判してくるから
  • 日本を裏切ったと思われるから

出羽守となって日本を批判してくるから

海外移住をした人は、移住先の国の制度や習慣を日本と比べがちです。

そして、移住先の国の方が優れていた場合、そちらを持ち上げて日本を下げて嗜める傾向があります。

たとえば、2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的な蔓延に対して、各国では対応の差がありました。どこの国も決して外出させないようなロックダウンを行いましたが、日本は自粛要請に留まって「本気ではない」「国民を守る気がない」と批判されました。

特に海外との比較になりましたが、もともとの憲法上の制約から日本は私権制限ができません。

そういった部分を無視してさらにオリンピック開催への批判が重なり、大炎上する事態になりました。 そうしたことから、海外移住した先の方が優れていると思ってるなら「帰ってくるな」と思われているようです。

日本を裏切ったと思われるから

海外移住をすると日本を裏切ったと思われる可能性があります。

海外移住をする目的の中には金銭的な理由もあります。海外の方が賃金が高いことや海外の方が税金が安いことが挙げられるでしょう。 たとえば、ヨーロッパやアメリカで働く日本人の給料は日本の平均賃金を超えているでしょう。

同じように税制面でもたとえば、日本に比べてシンガポールでは住民税や相続税がかかりません。さらに所得税も安いです。 そうした金銭的なインセンティブに突き動かされて海外移住した人を裏切り者だと思って批判する人がいます。

歴史を振り返ってみても、元総理大臣の岸信介はアメリカに移民した人々のことを「日本を捨てた出来損ない」と罵ったことがあります。

まとめ

今回は海外移住で後悔、現実とのギャップについてご紹介しました。

SNSでキラキラな海外移住生活を謳っていても、実際は上手くいかないこともあります。

ぜひ、参考にしてみてください。