青春18きっぷモデルコース完全ガイド|東京・大阪・名古屋発・日帰り・2泊3日プランも紹介

時間に余裕があれば、全国どこへでも格安で旅ができる――それが「青春18きっぷ」の魅力です。

1日あたり2,410円で、JRの普通列車・快速列車が乗り放題。年齢制限もなく、学生はもちろん、大人のひとり旅や夫婦旅にも大人気のフリーパスです。

でも実際に「どこまで行ける?」「どうやって使えばお得?」「日帰りや2泊3日のおすすめコースは?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、青春18きっぷの基本ルールから、東京・大阪・名古屋発のモデルコース、季節別・目的別の旅プランまでを完全ガイド。

初心者の方でもすぐに旅に出られるよう、実用的でわかりやすくまとめました。

次の休みは、ゆっくりと列車に揺られながら、自分だけの「日本縦断旅」を楽しんでみませんか?

目次

青春18きっぷとは?基本の使い方とルール【初心者向け】

「青春18きっぷ」は、JR全線の普通列車・快速列車が乗り放題になる特別なフリーパスです。名前に「青春」とありますが、年齢制限は一切なく、誰でも使えるのが特徴。コストを抑えて日本をゆっくり旅したい人にとっては、最高の交通手段の一つです。

項目

詳細

乗れる列車

JRの普通列車・快速列車・BRT(バス高速輸送システム)→ 乗車券なしで1日乗り放題

乗れない列車

新幹線・特急列車・グリーン車(自由席も含む)→ 乗車するには別料金ではなく完全に対象外

利用可能期間と価格(2025年最新情報)

期間区分

利用期間(2025年)

発売期間

春季

3月1日~4月10日

2月20日~3月31日

夏季

7月20日~9月10日

7月1日~8月31日

冬季

12月10日~1月10日

12月1日~12月31日

※いずれも5日分の利用で、連続していなくてもOK(1日単位で使える)

🔖 注意点!価格(2025年):12,050円(税込)/5回分

  • 2024年冬より 「青春18きっぷ」1枚につき1人 、 購入時に開始日を指定した上で「連続する3日間」または「連続する5日間」 への変更

  •  開始日の変更は有効期間内の開始日前または有効期間内で未使用の場合に限り1回まで

「元を取る」にはどう旅すればいい?

青春18きっぷは乗った距離で損得が決まるチケットです。普通列車に乗れるとはいえ、短距離移動だけでは本来のコスパを発揮できません。

お得な使い方のポイント

  1. 1日の移動距離を100km以上目安にする

    • 例:東京→静岡、大阪→岡山など

    • 普通に切符を買うと片道3,000円以上かかる区間を狙うと◎

  2. 青春18きっぷシーズンに合わせた長距離ルートを組む

    • 東京→金沢、名古屋→高松など、1日で行ける遠距離旅を計画

    • 宿泊を伴って数日使うとさらに費用対効果が高まる

  3. 朝早く出発し、始発から終電近くまで有効活用

    • 早朝に出発することで、距離を稼ぎやすくなります

    • 青春18きっぷユーザー向けの「乗り継ぎ検索サイト」も活用すると◎

  4. 1日で往復する「日帰り旅行」も意外とお得

    • 東京発→熱海→静岡→東京 など、往復3,000円以上のエリアは狙い

出発地別|青春18きっぷ モデルコース【全国対応】

 東京発モデルコース

北陸方面(金沢・富山・福井)【4泊5日】

モデルルート例

東京 → 金沢 → 富山 → 高岡 → 福井 → 東京

見どころ

  • 金沢:兼六園、ひがし茶屋街

  • 富山:富山市ガラス美術館、路面電車のある風景

  • 福井:永平寺、恐竜博物館(別料金のバスあり)

ポイント

  • 北陸本線をフル活用

  • 長距離移動なので早朝出発が必須

四国(高松・松山・高知)【4泊5日】

モデルルート例

東京 → 岡山 → 高松 → 松山 → 高知 → 東京

見どころ

  • 高松:栗林公園、うどん巡り

  • 松山:道後温泉、松山城

  • 高知:桂浜、ひろめ市場

ポイント

  • 岡山~四国間の移動は「瀬戸大橋線(普通列車)」利用可

  • 松山~高知の区間は時間がかかるため余裕をもって

東北(仙台・盛岡・一関)【3泊4日】

モデルルート例

東京 → 福島 → 仙台 → 一関 → 盛岡 → 東京

見どころ

  • 福島:花見山公園(春)、飯坂温泉

  • 仙台:瑞鳳殿、牛タン

  • 盛岡:盛岡城址、冷麺食べ比べ

ポイント

  • 東北本線を基軸に移動、全区間が青春18きっぷでカバー可能

  • 長距離だが比較的本数も多く、計画は立てやすい

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日帰り旅行モデル

候補ルート

  • 東京 ⇄ 熱海(温泉街と海鮮丼)

  • 東京 ⇄ 大宮・宇都宮(鉄道博物館/餃子)

  • 東京 ⇄ 小田原・箱根湯本(途中バス連携もあり)

ポイント

  • 往復3,000円以上する区間を狙えば“元が取れる”

  • 朝出て、夕方帰る旅程がベスト

2泊3日おすすめプラン

モデルルート例①(東北周遊):

東京 → 石巻 → 仙台 → 新潟 → 東京

(復興地・海沿い・日本海を堪能)

モデルルート例②(北関東+信越):

東京 → 高崎 →長野 → 松本 → 甲府 → 東京

(城・温泉・グルメも楽しめる)

大阪発モデルコース

▶ 中国地方(岡山・広島・尾道)【3泊4日】

モデルルート例:

大阪 → 姫路 → 岡山 → 広島 → 尾道 → 大阪

見どころ:

  • 姫路城、後楽園、原爆ドーム、千光寺山ロープウェイ

ポイント:

  • 山陽本線でアクセス良好

  • 各都市の見どころが徒歩圏内に多いのも魅力

四国(徳島・松山・高知)【4泊5日】

モデルルート例:

大阪 → 高松 → 徳島 → 松山 → 高知 → 大阪

見どころ:

  • 阿波おどり会館(徳島)、道後温泉、桂浜

注意点:

  • 内陸移動が長時間になるため、移動スケジュールを要調整

  • JR四国エリアは列車本数が少なめ

北陸(福井・金沢・富山)【3泊4日】

モデルルート例:

大阪 → 福井 → 金沢 → 富山 → 大阪

見どころ:

  • 恐竜博物館(福井)、兼六園(金沢)、立山連峰(富山)

ポイント:

  • 北陸本線の景観は非常に美しい

  • 各都市に1泊ずつがちょうどよい

日帰り旅コース

おすすめ日帰りルート:

  • 大阪 ⇄ 京都(神社仏閣めぐり)

  • 大阪 ⇄ 姫路(姫路城と城下町散策)

  • 大阪 ⇄ 和歌山(和歌山ラーメンと温泉)

費用感:

  • 日帰りで交通費3,000円近くかかるなら、青春18きっぷ使用でコスパ良好

 名古屋発モデルコース

長野・静岡 日帰りモデル

ルート案:

  • 名古屋 ⇄ 長野(松本城や善光寺)

  • 名古屋 ⇄ 浜松・静岡(うなぎ・富士山ビュー)

おすすめ:

  • 中央本線/東海道線が豊富で旅程が組みやすい

東名阪ルート(名古屋・京都・東京)

モデルルート:

名古屋 → 京都 → 東京 → 名古屋(2泊3日周遊)

見どころ:

  • 京都:伏見稲荷、金閣寺

  • 東京:上野・浅草・渋谷

  • 名古屋:ひつまぶし・名古屋城

ポイント:

  • 都市観光メイン、ホテルも駅近が充実

その他の出発地モデルコース

 関東・中部

  • 横浜発・千葉発・大宮発・宇都宮発

    → すべて東京発と同様のルートで応用可能。地元駅からスタートすれば、早朝発のメリットが大きい。

九州地方

  • 福岡・熊本・鹿児島発

    → 長崎・熊本・鹿児島方面へは鹿児島本線・長崎本線などが青春18きっぷ対応。

    → 宮崎や大分は一部「日豊本線」で移動可能。

東北・北海道方面

  • 仙台発・新潟発・札幌発

    • 仙台→一ノ関→盛岡→八戸 など、東北本線での縦断旅行が可能

    • 新潟発は北陸方面や東京方面どちらにもアクセス可能

    • 北海道は別途「北海道&東日本パス」の利用がおすすめ(青春18きっぷ単体での移動は不可)

日数別|青春18きっぷ モデルコースの組み方

旅行日数によって、青春18きっぷの活用方法は大きく変わります。ここでは「1日だけの小旅行」から「5日間の全国周遊プラン」まで、距離と満足度のバランスを考えた旅の組み方を紹介します。

1日で楽しめる!青春18きっぷ日帰りモデル

「日帰り旅行」は、最も手軽に青春18きっぷを試せるスタイル。往復の通常運賃が2,410円以上になる区間なら、1日でしっかり元が取れます。

東京発のおすすめ日帰りプラン

  • 東京 ⇄ 熱海:海と温泉の王道ルート

  • 東京 ⇄ 高崎・前橋:だるま寺、温泉、美術館めぐり

  • 東京 ⇄ 宇都宮:餃子巡りと大谷資料館

大阪発のおすすめ日帰りプラン

  • 大阪 ⇄ 姫路:姫路城と城下町をゆったり散策

  • 大阪 ⇄ 和歌山:和歌山ラーメンと加太の港町

  • 大阪 ⇄ 京都・奈良:神社仏閣めぐり+町歩き

名古屋発のおすすめ日帰りプラン

  • 名古屋 ⇄ 浜松・静岡:うなぎとお茶のグルメ旅

  • 名古屋 ⇄ 長野(松本):松本城と温泉街

1泊2日・一泊二日で行ける旅

1泊あれば、移動距離が広がり片道4〜5時間までの中距離旅行が可能になります。温泉地や観光都市にゆっくり滞在したい人にぴったり。

モデルルート例

  • 東京発 → 新潟泊 → 東京

     → 越後湯沢や弥彦神社、地酒と温泉が魅力

  • 大阪発 → 松江・出雲泊 → 大阪

     → 出雲大社と宍道湖、神話の地を巡る

  • 名古屋発 → 金沢泊 → 名古屋

     → 兼六園、ひがし茶屋街、海鮮グルメ

日程のコツ

  • 1日目:移動+観光

  • 2日目:午前観光+昼以降にゆっくり帰路

2泊3日で元を取るコース【東京・大阪・名古屋発対応】

「2泊3日」は青春18きっぷのコスパと体験価値を両立できる黄金プランです。観光・グルメ・温泉をすべて楽しめる余裕が生まれます。

東京発おすすめコース

東北~新潟周遊

東京 → 郡山 → 仙台泊 → 新潟泊 → 東京

  • 牛タン、海産、地酒、温泉を満喫

  • 各都市が鉄道でつながっており効率◎

大阪発おすすめコース

中国~四国ルート

大阪 → 岡山 → 高松泊 → 松山泊 → 大阪

  • 栗林公園、道後温泉、しまなみ海道の景色も

名古屋発おすすめコース

信州~北陸ルート

名古屋 → 松本泊 → 金沢泊 → 名古屋

  • 松本城、金沢のグルメと歴史探索に最適

3日間・5日間フル活用モデル【全国周遊プラン】

3日間でできる「エリア集中」モデル

  • 北陸集中: 金沢 → 富山 → 福井

  • 関西周遊: 京都 → 姫路 → 和歌山 or 奈良

  • 南九州周遊: 熊本 → 宮崎 → 鹿児島(ローカル線の旅)

5日間でできる「広域周遊」モデル

例:東京発全国周遊モデル

東京 → 金沢 → 高松 → 岡山 → 京都 → 東京

  • 日本海と瀬戸内を一気に巡る壮大なルート

例:西日本一周モデル(大阪発)

大阪 → 広島 → 博多 → 熊本 → 松山 → 大阪

  • フェリー併用で四国も含めた立体的な旅が可能

 日数別モデルコースの選び方まとめ

日数

おすすめタイプ

対応例

1日

サクッと日帰り・交通費節約

東京⇄熱海、大阪⇄姫路

2日

温泉・都市観光+ご当地グルメ

名古屋⇄金沢、大阪⇄出雲

3日

広域周遊+連泊もOK

東京⇄仙台⇄新潟、大阪⇄高松⇄松山

5日

日本縦断クラスも可能

東京→金沢→高松→大阪→帰路

季節別|青春18きっぷ旅行のおすすめコース

夏の青春18きっぷ旅行(避暑地・海沿い・夏祭り)

夏の青春18きっぷ旅は、「涼しい場所+イベント+海」をテーマにすると最高の思い出になります。普通列車でも涼を求めて快適に旅できる場所は多く存在します。

避暑地モデル

  • 長野(軽井沢・松本):中央本線経由。高原の空気と温泉を満喫。

  • 盛岡・青森方面:東北の中でも気温が低く、快適な夏旅が可能。

海沿いルート

  • 北陸本線(敦賀〜金沢):日本海の絶景と漁港グルメ

  • 内房線・外房線(千葉):東京から日帰りも可能な海の景色

夏祭り・イベント合わせ

  • 仙台七夕まつり(8月)

  • 高知よさこい祭り(8月)

  • 新潟まつり、長岡花火大会(8月) ※一部日程に注意

 冬の青春18きっぷ旅行(温泉・雪景色・イルミネーション)

青春18きっぷ冬の旅は「寒さを楽しむ視点」が鍵。温泉と雪景色、そして夜のイルミネーションは、冬ならではの特別な体験です。

温泉モデルコース

  • 別所温泉(長野):上田駅からローカル線接続。静かな名湯。

  • 道後温泉(松山):東京・大阪から数日かけての旅に最適。

  • 城崎温泉(兵庫):関西圏から人気。七湯めぐりが楽しい。

雪景色×ローカル線

  • 五能線(東能代〜川部):日本海に沿った絶景区間(※別途料金ありの区間あり)

  • 信越本線(長野~新潟):車窓からの雪原が美しい

  • 山形・秋田エリア:雪国特有の景色が列車の窓に広がる

冬イルミネーション

  • なばなの里(桑名):名古屋からアクセス可、帰路は夜行

  • 東京駅・丸の内周辺:日帰りイルミネーションもおすすめ

目的別モデルコース

神社・仏閣巡りコース

日本全国に点在するパワースポットを巡る旅。青春18きっぷなら、移動費を抑えながらも名所をつなぐ旅が可能です。

おすすめルート

  • 東京 → 伊勢神宮 → 京都(伏見稲荷・清水寺)→ 出雲大社

  • 奈良(春日大社・東大寺)、石上神宮なども組み合わせ可能

 

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自然・絶景スポットめぐり

ローカル線を活用して日本の美しい風景をめぐるコースです。

おすすめ路線とエリア:

  • 山陰本線(京都〜鳥取〜山口):日本海を見ながらのんびり旅

  • 信越本線(長野〜直江津〜新潟):山と雪、田園風景の融合

  • 肥薩線(熊本〜人吉):川沿いを走る情緒ある路線(※復旧状況要確認)

 都市観光重視ルート(東京・名古屋・大阪)

移動効率を重視した「都市型青春18きっぷ旅」。見どころが密集した都市を移動しながら巡ります。

モデルルート:

  • 東京 → 名古屋 → 京都・大阪 → 神戸(3泊4日)

  • 各都市で1泊ずつして観光、ショッピング、グルメを堪能

食べ歩き&グルメ旅

地域ごとの名物料理を目指して、普通列車でグルメ旅をするのも青春18きっぷの醍醐味。

おすすめグルメと旅先:

  • 仙台:牛タン、ずんだ、笹かまぼこ

  • 金沢:海鮮丼、のどぐろ、加賀野菜

  • 博多・熊本:豚骨ラーメン、馬刺し、明太子

  • 静岡:うなぎ、黒はんぺん、静岡おでん

モデルコース比較・選び方のコツ

 出発地 × 予算 × 移動時間で比較する

条件

選び方のヒント

出発地

東京・大阪など大都市は早朝発の利便性が高い

予算重視

1泊2日 or 日帰りルートで宿泊費削減

のんびり旅希望

景色重視のローカル線や地方都市がおすすめ

時間に余裕あり

3〜5日間の一筆書きルートで全国縦断旅も可

おすすめの宿泊スタイル・持ち物チェック

  • 宿泊スタイル

    • 駅近ビジネスホテル:アクセス・コスパ最強

    • ゲストハウス:一人旅・情報交換に最適

    • カプセルホテル:都市部での連泊におすすめ

  • 持ち物チェックリスト

    • モバイルバッテリー

    • 紙の時刻表 or 乗換アプリ

    • 折りたたみ傘

    • 荷物を預けられる「駅のロッカー検索アプリ」

お役立ち情報|青春18きっぷ よくある質問(FAQ)

Q1:青春18きっぷで元を取るには?

A:片道120km以上の移動を1日で行うと、ほぼ元が取れます。

青春18きっぷは1回分あたり 2,410円(5回で12,050円)

普通列車・快速列車が1日乗り放題なので、通常の運賃で片道2,410円を超える距離を移動すればお得です。

具体例(通常運賃の目安):

  • 東京 → 熱海:約2,310円(ぎりぎり)

  • 名古屋 → 浜松:約2,640円(元が取れる)

  • 大阪 → 姫路:約1,520円(単独では損)

Q2:途中下車はできる?

A:できます。むしろ途中下車自由なのが青春18きっぷ最大の魅力です。

青春18きっぷは「1日間、普通列車に自由に何度でも乗り降りできる」チケットです。駅を出ても再入場可能ですし、乗り換え放題。

 途中下車の活用例:

  • 東京 → 熱海 → 静岡 → 浜松(途中で観光してもOK)

  • 大阪 → 姫路 → 岡山 →尾道

Q3:北海道や四国にはどう行く?

A:基本的に、JRだけではたどり着けない/別料金が必要な区間があります。

北海道の場合

  • 青春18きっぷだけでは本州〜北海道間の「新幹線区間(青函トンネル)」を通過できない

    → 対策:別途「オプション券(2,490円)」購入でOK

具体ルート:

東京 → 八戸(普通列車)→ 新青森 → 新函館北斗(※新幹線オプション券)→ 北海道内のJR各線(普通列車)

四国の場合

  • 本州~四国間は「瀬戸大橋線の普通列車(マリンライナーなど)」を使えば追加料金なし

具体ルート:

岡山 → 高松 → 松山/高知 →(再び岡山または関西方面へ)

ただし、 一部ローカル線や第三セクター鉄道は利用不可なので、事前にルート確認を!

Q4:おすすめの旅アプリや時刻表アプリは?

青春18きっぷ旅では、普通列車の時刻と乗換タイミングの把握が超重要。以下は18きっぱー定番の神アプリです。

 乗換・時刻表アプリ

アプリ名

特徴

乗換案内(ジョルダン)

「青春18きっぷ優先検索」が可能。乗り換え時間も柔軟。

Yahoo!乗換案内

全国の列車時刻を網羅。電車遅延にも強い。

駅すぱあと

有料版で「青春18きっぷモード」あり。鉄道好きにも人気。

まとめ

青春18きっぷは、**日本全国を自由気ままに旅するための“究極のきっぷ”です。新幹線のようなスピードはありませんが、普通列車だからこそ出会える風景、駅、食、人、そして時間の流れがあります。

本記事では、

  • 基本の使い方とルール

  • 出発地別・日数別・季節別のモデルコース

  • 神社巡り・絶景・グルメなど目的別プラン

  • よくある疑問とその対策

を、初心者にも分かりやすく丁寧に解説しました。

青春18きっぷ旅、成功の3つのコツ

  1. 移動距離を意識して「元を取る」

     → 往復2,500円以上の移動を1日で

  2. ゆとりあるスケジュールで、旅そのものを楽しむ

     → 途中下車・ローカル線・寄り道を旅の一部に

  3. 事前の情報収集で旅の質が大きく変わる

     → アプリ・時刻表・口コミなどを有効活用

「効率」や「速さ」よりも、「自由」と「出会い」を大切にする。

それが青春18きっぷ旅の醍醐味です。

目的地を決めずに、風の向くまま線路の続く方へ。

そんな旅が、青春18きっぷでは誰でもできるのです。