みなさん、こんにちは。華山です。みなさんの中にもロシアのウラジオストクに行ってみたいと思っている人がいるでしょう。
そこで今回は、ウラジオストクの旅行記やそれに関連した注意点をご紹介します。
ウラジオストクがつまらない理由とその対策
ウラジオストクがつまらないと感じる理由にはいくつかの要因が考えられます。
- 観光スポットが限られている
- アクティビティが少ない
- 食事が好みではない
- 言葉の壁
- 一人旅だと寂しい
それでは、これらの点について順番に説明しましょう。
観光スポットが限られている
ウラジオストクには歴史的な建造物や有名な観光スポットが少ないため、他の都市と比べると物足りないと感じるかもしれません。
しかし、地元の人しか知らないような隠れた名所もあります。たとえば、ウラジオストク要塞博物館やロシア太平洋艦隊の記念碑などがあります。
アクティビティが少ない
ウラジオストクでは海水浴やハイキングなどのアクティビティがありますが、選択肢が豊富ではない上、基本的に寒いので季節が限られます。
事前に調査して、現地のガイドツアーやアドベンチャーツアーに参加することで、より多くのアクティビティを楽しむことができます。
食事が好みではない
ロシア料理は日本人にとって慣れない味のものも多いですが、新鮮な魚介類や地元の市場で新鮮な食材を楽しむことができます。
異なる文化の食を試してみるのも、旅行の醍醐味の一つです。
言葉の壁
英語があまり通じないため、コミュニケーションが難しく感じるかもしれません。
簡単なロシア語を覚えておくことで、旅行がよりスムーズになります。また、スマートフォンの翻訳アプリを活用するのも効果的です。
一人旅だと寂しい
ウラジオストクは比較的静かな街なので、一人旅だと寂しく感じるかもしれません。ゲストハウスに宿泊して他の旅行者と交流したり、現地のツアーに参加することで、一人旅の寂しさを解消できます。
3泊4日ウラジオストク観光!旅行記
日程
ボクがウラジオストクを訪れたのは、12月29日から1月1日です。ウラジオストクで年越しをしてみようと思い、渡航しました。エアロフロート航空を利用して、往復の料金は4.1万円でした。年末にしては安いと思います。行き方は、成田から直行便が出てるのでこれに乗ればOKです。
1日目
空港から市内へ
着いて空港のスタッフがイカつい防寒着とスッとした顔立ちをしてるのを見て、ここはロシアと実感します。ちなみに、空港はむちゃくちゃイミグレ混みます。ビザの検査もあるからでしょうが、東南アジア以上に効率悪いです。
それから空港からバスで市内に出ます。電車は最終電車が終わっていました。107系統のバスに乗ります。料金は200ルーブル、400円程度です。
1時間くらいで市内に着きます。最終地点まで乗る必要はないので、みんなが降りるところで一緒に降りましょう。そこが繁華街です。
噴水通りへ
ホステルイズバ
時刻は21時、それからホテルへ向かいます。予約していたのは、ホステルイズバというところです。ウラジオストク内で1番コスパがよいと言われているホステルです。ドミトリーと個室がありますが、ボクは個室を取りました。ちなみに個室はダブルベッドのみなので注意です。バス、トイレは共用です。
1泊2,694円でした。朝食は付いていませんが、とてもきれいなホステルでした。ただ、トイレが狭いなと感じたのがマイナスです。
lz brasserieで夜食
2日目
カルセリ遊園地
そして、その次の朝はカルセリ遊園地に向かいます。ここは、屋根のない観覧車が有名なようです。一度乗ってみようということで行ったのですが、なんと夏だけの営業です。確かに大雪の中機械は動かせませんもんね。
それで近くの海を歩きます。結構寒いですが、綺麗でした。
平壌レストラン
ウラジオストク駅
それからまた歩いて、近くのウラジオストク駅に行きます。駅自体がロシア建築でてきていて、建物だけでも見る価値があるようです。とりあえず、ここで空港行きの電車の時刻を確認したり、駅構内を廻ってみたりしました。トイレは20ルーブル、有料です。
ウラジオストク駅の近くにはフェリーターミナル駅もあって、合わせて観光可能です。そこからまた歩いてホテル方面に戻ります。戻る途中に観光スポットもありです。
野良犬に襲われる
汚くてデカい犬が普通に臭い嗅いできて、必死に無視していました。逃げるために、反対側の歩道に渡ったらヤツもついてきます。もう一回、もといた歩道に戻ってもついてきます。完璧にロックオンされました。走って逃げたら、走って追いかけてきます。
なんとか巻きましたが、本当に怖かったです。途中で追いかけてこなくなりました。みなさん、気をつけてくださいす。ウラジオストク駅周辺は危ないです。
途中のレーニン像は普通でした。メインの通りの坂道も見ることなく抜けます。
中央広場
アイスのスケート場や滑り台などがありました。子どもたちがたくさん遊んでいたので、混じってみました。その後、中央広場のど真ん中の大きな銅像の前で粉雪をうたって来ました。なかなか、無愛想なロシア人も注目してくれるものです。
First Cityでランチ
バレエ鑑賞
スプラで夜食
バレエを見た後は、夜食です。ホステル近くに戻ったら22時くらいだったのですが、レストランは普通にオープンしてます。選んだお店はスプラというグルジア料理のファミレスです。
ファミレスといっても、日本のガストやサイゼリヤみたいな感じではなく、バーとクラブが一緒になった感じのおしゃれな場所です。最初入ったときにお店を間違えたかと思いました。味はめちゃくちゃ美味しいです。飲んで食べて3,000円くらいでした。
夜中の道
怖いと思いながら歩いたのですが、大通りには明かりも人もいました。なんなら小学生くらいの人を連れた家族ぐるみもいたので、全然平気です。ただし、道を一本裏通りに入ればスラム感は漂ってます。歩いてイルミネーションを見てホテルに帰ります。
3日目
ロシュキ=プロシュキでランチ
ニコライ2世凱旋門
鷲の展望台
再び歩いて、鷲の展望台に行きます。ウラジオストク1の観光スポットです。観光客はほぼ、ここに行きます。しかし、とってもしょぼいです。途中にお店もなく、ただ高台の丘があるだけです。ロープウェイが20ルーブルなので、これに乗るのが楽しいくらいでしょうか。
GUSTOでディナー
ロッテホテルに宿泊
そして、ホテルをロッテホテルに変えて宿泊してみました。1泊1.3万円でした。ウラジオストクで1番高級な5つ星になんか安く泊まれました。
ホテルではサウナがあるので、冷えた身体を暖めに戻りました。ちなみに、サウナの料金は750ルーブルです。日本円で1500円。時間は無制限。流石に写真には撮れませんでしたが、サウナと大浴場があって立派でした。しかし、日本の温泉には負けるかなという感じです。でも、-20℃の中温かい大浴場に入れることを考えれば、その価値はあるのかなという感じです。
清掃の兄ちゃんがめっちゃ笑顔でロシア人と思えないほど愛想がよかったです。一方でフロントのおばちゃんは英語ができません。21時に閉館なのですが、ずっと9 PM,Openと言ってました。本人的には喋れてるつもりでしょうけど、それ真逆の意味だからね。
中央広場でカウントダウン
とりあえず-20℃の中、出店のご飯を食べます。
中にはテントが併設されていた所もあるので、なんとか暖を取りながら時間の経過を待ちます。しかし、現地の人はすごいものでこの-20℃の中スケートや滑り台を楽しんでいました。ちなみに北朝鮮労働者の男たちもいました。黒ずくめなので見ればすぐにわかります。
カウントダウンのステージはあったけど、催し物は全くありませんでした。どういうことでしょう。そして、特にカウントダウンすることもなく気が付けば明けました。カウントダウン関係なく、常に花火が上がっています。メリハリというものを知らないのでしょうか。
特に渋谷のカウントダウンみたいにお祭り騒ぎが続くというわけでもなく、すぐに現地の人を含めてみんな解散します。ドライです。ボクもここにいても何もないだろうと思ったので、0:20分頃に帰りました。
ロッテホテルで小パーティー
ちなみにロッテホテルの中はめちゃくちゃ平和で、ロビーでは楽器団の演奏をバックに年越しパーティが行われてました。ここの方が居心地がよかったかも。笑 ハッピーアワーということで、シャンパンが無料でした!
そして、すぐに眠りに付きます。元旦の朝の飛行機だったのです。ウラジオストク11:15発というそこそこ早い時間です。電車で片道1時間かかることを考えれば、早起きが必須です。
4日目
朝食ビッフェ
朝食ビッフェはそこそこしっかりしていました。バリエーションも多くあって、充実してるなと感じました。さすがロッテホテルです。日本人もチラホラ見受けられました。アジア系が多く泊まってますね。
それで8:20くらいにはホテルを出ます。歩いて15分くらいでウラジオストク駅に着くので、9時発の空港行きの電車に乗るのにちょうどでした。結局グズグズ歩いて8:40着でした。
ウラジオストク駅から空港に
ウラジオストク駅の構内で電車の切符を購入します。空港までの電車について情報が飛び交っていますが、ボクが利用した時は片道270ルーブルでした。他にもビジネスクラスなど料金があるようです。旅行者は一般的な新幹線の車内のような普通車の270ルーブルでいいと思います。
後は普通に電車に乗って空港に着きます。ただ、ここからが本当の勝負です。電車の駅から空港に
入るまでセキュリティゲートがあります。1箇所しかないので、鬼時間がかかります。20分くらいの列でした。
空港でトラブル?
そして、チェックインでも同じように時間がかかりました。それほど時間はかかるものなのかとイラついてしまうくらいです。ここでも10分くらい待ちました。日本みたいにパスポート見せてスッと保安検査に行けません。できるだけ、WEBチェックインするべきです。
保安検査場はすぐに通過できましたが、出国レーンは大行列です。なかなか、列が進みません。普通にファイナルコールくらいまで並んでいました。一応、電車だと1時間半前に着くのですが、そこから空港で1時間くらい消費しました。マジで気をつけてください。
後は普通に成田まで飛んで終了です。
まとめ
日本から1番近いヨーロッパというフレーズはまさしく本当です。町並みは本当にヨーロッパです。航空券も往復で4万円くらいだったので、ヨーロッパ本土まで行くより安いし早いです。たった2時間で異国気分に浸れるって最高です。
女子旅もできるくらいに治安は良好で、食べ物もボクが行った店は当たりでした。総合的に行ってよかったです。
ウラジオストクの観光情報
気をつける情報のまとめです。
ビザの取得方法はこちらです。
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ウラジオストクの治安
子どもも遊んでいたので安全なのでしょう。しかし、道を1本それると街灯がありませんし、大通りでも夜は人がいないところがあります。そこは危険なので近づかないのが吉です。中央広場や噴水通りは安全でした。
空港から市内、市内から空港へのアクセス
空港のアクセスは要注意です。空港から市内に出る、もしくは市内から空港に行くには電車、バス、タクシーがメジャーな交通手段になります。旅慣れている人かお金持ちなら全然タクシーでもいいと思いますが、ボられるのが怖かったのでボクはお勧めしません。
できれば電車を使うべきです。値段はバスが200ルーブルなのに、270ルーブルで高いですが1番確実で安全です。
ただし、時刻表には注意しましょう。日中しか基本的に動いていません。1日5本です。
空港からウラジオストク駅 | ウラジオストク駅から空港 |
---|---|
7:42 → 8:36 | 7:10 → 8:04 |
8:31 → 9:25 | 9:02 → 9:56 |
10:45 → 11:39 | 11:51 → 12:45 |
13:15 → 14:09 | 16:00 → 16:54 |
17:40 → 18:34 | 18:00 → 18:54 |
成田発ウラジオストク着のエアロフロート便を利用しましたが、この便だと行きも帰りも電車に乗ってちょうどよいくらいです。参考にしてください。ボクはグズグズしていたので、空港からウラジオストク駅行きを逃しました。笑
一方でバスは、それ以外の時間用ですね。基本的に相乗りバンです。ワンボックスカーみたいなところに押し込まれて市内まで行きます。安さを求めるならバスです。
8:10
8:30
9:00 ~ 18:00は30分間隔
19:00
20:00
22:00
日本円で換算すると、500円ちょいなのでそこまで高くもありません。しかし、電車は基本的に日中しか動いていません。朝は9時から、夜は18時くらいまでです。なかなか不便な時刻表です。
気温とベストシーズン
ベストシーズンは絶対に夏です。夏であれば、海水浴ができるくらいになります。日本と比べると涼しい夏という感じです。逆に冬に行くと-20℃くらいに気温がなってしまうので、辞めた方が無難です。
寒い時期の雪景色が見たいならば、中国のハルビンがおすすめです。
物価や両替、クレカは使えるか
物価は安いです。ただし、平壌レストランなど高給な場所に行くと日本と変わらない値段がします。それ以外であれば日本の7割程度の物価だと感じました。両替は成田空港内で済ませた方がレートがよかったです。そして、クレカはほとんど使えます。空港からのバスは使えませんでした。
ウラジオストク観光のための費用
ウラジオストック観光には、2泊3日で7万円から10万円ほどあれば十分でしょう。
成田からの直行便が往復で4万円、ホテル代が2万円、そして食事や交通費が3万円程度と考えると十分に楽しめます。
おすすめのホテルや食事
今回宿まった場所、レストランはハズレなしでした。行った場所やおすすめは別記事でまとめてあります。
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ウラジオストクの魅力
ウラジオストクには、つまらないと感じる理由がある一方で、魅力的なポイントもたくさんあります。
- 美しい自然
- 歴史を感じられる街並み
- 新鮮な魚介類
- 物価が安い
- ロシア文化に触れることができる
それでは、これらの点について順番に説明しましょう。
美しい自然
ウラジオストクは海に面した街で、美しい自然を満喫することができます。アムール湾やルースキー島など、自然の美しさを楽しめるスポットがたくさんあります。
歴史を感じられる街並み
ロシアの古い街並みが残っており、歴史好きにはたまらない場所です。旧市街地を散策することで、歴史の息吹を感じることができます。
新鮮な魚介類
ウラジオストクは港町なので、新鮮な魚介類を堪能することができます。地元の市場やレストランで、旬の食材を楽しんでください。
物価が安い
日本と比べると物価が安いので、旅行に費用を抑えたい人におすすめです。リーズナブルな価格で宿泊施設や食事を楽しむことができます。
ロシア文化に触れることができる
ロシア文化に興味がある人にとっては、ウラジオストクは貴重な体験ができる場所です。バレエやオペラの鑑賞、地元のフェスティバルに参加することで、深くロシア文化を理解することができます。
ウラジオストクを楽しむための工夫
つまらないと感じている理由が分かれば、その対策を考えることもできます。例えば、以下のような方法があります。
- 事前に観光スポットやアクティビティを調べておく
- ロシア語を少し覚えておく
- ツアーに参加する
- 他の旅行者と交流する
少し工夫すれば、きっとウラジオストクの魅力を発見できるはずです。ぜひ諦めずに、色々と試してみてくださいね。
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