今回は台湾のワーキングホリデーについてご紹介します。ワーキングホリデーといえば、欧米の諸国が人気です。カナダやイギリスです。オーストラリアのワーホリも稼げることで有名ですので、耳にされたことが多いのではないでしょうか。
一方のアジアはあまり人気がありません。英語圏ではないですし、一般の人からとっつきにくいのでしょうか。しかし、アジアには親日の国も多く、欧米に比べて物価も安く簡単に移動できるのでワーキングホリデーのハードルも低いです。
その条件にぴったりなのが台湾です。それでは行ってみましょう。
台湾の基本情報
まず、台湾の基本情報からです。台湾は日本列島の西南辺りに位置しています。沖縄県の近くです。昔は沖縄の離島と台湾を結ぶフェリーが出ていたらしいのですが、今は無くなったらしいですね。それほど、日本と結びつきが強かったのです。
人口は約2,000万人で、中国語が公用語として使用されています。日本だけではなく、オランダやスペインの統治下だった過去もあります。なんだか意外ですね。
- 人口:約2,357万人(2018年3月)
- 言語:中国語,台湾語,客家語等
- 都市:台北、高雄、台中
ワーホリで来る人はどの都市を選ぶ?
なお、ワーキングホリデーで来る人の多くが台北を選びます。台北の他に、台中、台南、高雄などといった選択肢がありますが、日本からアクセスがよいのは台北か高雄です。
台北は1年中雨が多く、台中より南からは1年中晴れが多いです。ただ、暑さで言えば台北のほうが過ごしやすいです。どこも暑いことに変わりありません。1月や2月頃だけ、薄手のコートを着てちょうど良いです。ただ、どこも暖房は効いてないので、注意してください。後は半袖で過ごせます。
台湾ワーキングホリデーのいいところ!
では、台湾のワーキングホリデーのメリットをご紹介します。台湾のワーキングホリデーでは、チャンスがとても多く転がっています。台湾には駐在員を含めて多くの日本人が住んでいます。特に駐在員は、日本だとなかなか会えない役員級の人たちです。
そういった日本で会えない人と簡単に会えてしまうことが台湾のワーキングホリデーの魅力です。
また、親日であるため日本食を始めとした日本文化が至るところで見受けられます。そのため、日本人であることを活かして、アルバイトを見つけやすいです。日本人だということがマイナスになることはなく、プラスになることばかりです。台湾は至れり尽くせりで、感謝ですね。
ちなみにボクの場合は、日本人ホステルでバイトしてました。
台湾でのバイトの種類と探し方!
日本人が台湾でできるバイトは、飲食がほとんどです。台湾のワーキングホリデーのバイト探しの方法は色々あります。現地の104人力銀行というサイトを使えば、たくさんアルバイトが出てきます。台湾のタウンワーク的な感じですね。
ただ、全部が中国語なので中国語に自信がない人は苦戦します。
中国語ができないという人は台湾師範大学の掲示板を見てみるとよいでしょう。日本人の求人がたくさんあります。日本語ネイティブ音声の吹込みなど、簡単なものばかりですよ。ただ、ワーキングホリデー中は100%稼げません。他の国の労働を体験するくらいにとどめておくべきです。
日本の時給の3分の1程度なので、期待しないほうがいいです。日本で稼いでから行きましょう。また、お金の代わりにまかないなど出るバイトをしていたほうが得です。
ボクの場合、日本人ホステルだったので、そこに住み込みで働くことができました。起きて0秒で職場です。家賃も払わずに住んだので、美味しい思いをしました。ホステルで働くのはおすすめですね。
台湾で語学学習できる?
そして、ワーホリに来たらやっておきたいのが語学学習です。中国語の学校も、3ヶ月間で12万円くらいです。師範大学の語学学校を選べば間違いないです。
なぜなら、台湾にある中国語教材は全てそこが作っているくらい、ノウハウと実績がある学校だからです。ここで学習すれば、あっという間に中国語が上達します。ボクはここに通って、8ヶ月くらいでHSK6級を取得しました。
台湾グルメも魅力的!
そして、忘れてはいけないのが、台湾はグルメ大国ということです。自炊しなくても、屋台で食べたほうが安上がりになります。小籠包や牛肉麺など台湾グルメが1食300円もあれば食べられます。
台湾居酒屋に行けば日本で飲んで食べたりして1万円のところを、たったの1000円くらいで抑えられます。白ご飯は食べ放題というようなお店もあるので、しっかり散策しましょう。1食がそれくらいですので、月の食費は3万で収まります。
気になる生活費は!?
台湾に住んでいるとある日本人男性は毎月6万円程度で生活していると言っていました。シェハウスなどに住むともっと家賃は抑えられます。余談ですが、私はホステルバイトだったため、生活費は月3万円でした。欧米と比べて格安で異文化体験ができることが台湾ワーホリの強みかもしれません。
バイトも経験できるし一石二鳥ですね。
まとめ
今回は台湾のワーホリについてご紹介しました。台湾の人たちは日本のことをよく知っていますが、私たちはあまりよく知りません。
もし、勇気を出して台湾にワーホリに行ってみると、なんだか懐かしくて住みやすい台湾を感じることができます。生活費も日本の半分くらいになるので、行くしかないですね。ぜひ、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。