みなさん、こんにちは。華山です。
おそらくみなさんの中には奨学金の返済に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、奨学金を返済するのにはいくら株で稼げばいいのか、計算とシュミレーションをしてみたいと思います。
返済すべき奨学金の金額
返済すべき奨学金の金額は人によって違いますが、平均借入金額は324万円という記事がありました。
こちらは幻冬舎の記事ですが、文部科学省や労働者福祉中央会議のデータに基づいて算出しているので信憑性があるでしょう。
そして、この324万円を15年ほどかけて返済していくのが、モデルコースです。
324万円を15で割ると、1年当たり21万6000円を返済しなければなりません。
これを1ヶ月に換算すると、およそ1万8000円です。
つまり、世の中の社会人で、奨学金を借りている人は月々1万8000円を返済しているということになります。
ちなみに、日本学生支援機構のホームページには奨学金のシュミレーションサイトも存在します。
投資で月々の奨学金を返すのに必要な金額
投資で月々の奨学金を返済するには、月々1万8000円、年間で21万6000円をとりあえず稼げばいいことになります。
投資の他に副業で月々2万円ほどの収入を手にすればよいという考えもありますが、ひとまず今回は投資に限定させてください。
さて、以下の表を作りました。こちらを見れば、年間で21万6000円を手に入れるための元手の資金はいくらになるかがわかります。
利回り | 必要な金額(小数点以下切り捨て) |
---|---|
1% | ¥21,600,000 |
2% | ¥10,800,000 |
3% | ¥7,200,000 |
4% | ¥5,400,000 |
5% | ¥4,320,000 |
6% | ¥3,600,000 |
7% | ¥3,085,714 |
8% | ¥2,700,000 |
9% | ¥2,400,000 |
10% | ¥2,160,000 |
ただし、株で利益を得ると税金として20%引かれるので、本当はこれより少し大目を見積もっておいた方がいいです。
まあ、80%オフなのに、それくらい気にせず払えよという話なのですがね。笑
現実的な解答
300万円ほど投資に回しましょう。
5%を越える投資は自己投資以外、ギャンブルだと言われます。
そのため、5%以下で安全に運用したいところですが、そう言っていられないのが本音です。
300万円で7.2%で運用すれば21万6000円です。これならば現実的ではないでしょうか。
300万円なら月8万円ほど貯金をすれば、3年間で貯まる金額です。
正確には288万円なので、足りない部分は投資でそこも増やしましょう。
若いのであれば多少リスクをとっても後々巻き返せます。焦らずに行きましょう。
利回り7%で月2万円前後の配当を狙うには?
利回り7%以上の代表的な個別株には以下のようなものがあります。
- 郵船(9800円、利回り12.24%)
- 商船三井(8960円、利回り11.71%)
- ユナイテッド海運(3565円、利回り7.99%)
2022年2月4日現在の株価で海運株がメインとなっています。
注意点としては、ボラティリティが高くて変動的な面です。
あとは米国株やETFですが、こちらもおすすめです。のちに追記します。
まとめ
今回は、投資で奨学金を稼ぐにはいくら必要かご紹介しました。
300万円を投資しながら貯めて、高配当の株につぎ込めば奨学金分は稼いでくれます。
ぜひ、参考にしてみてください。