みなさん、こんにちは。華山です。
みなさんの中には、録音した音声を書き起こして文章化したい人もいると思います。
音声として一度録音してから文章に変換すれば、音声ファイルは音声コンテンツとして使えますし文章の記事はサイトのコンテンツとして使えるのでメリットだらけです。
しかし、どうやって文章化を行えばよいのか分からないという人もいるでしょう。そこで今回は、無料で文章の書き起こしを行うのならばどうすればよいかについてお話しします。
録音から文字起こしを無料でできるアプリ
最初から結論ですが、文字起こしを無料で行うならば以下の3つのベストな選択肢があります。
- Speech-to-Text
- Watson Speech to Text
- Vrew
無料で文字起こしを行う場合、どのアプリやソフトにも欠点があります。しかし、これらのソフトが1番無料で使える範囲が広いです。
Googleが提供するのがSpeech-to-Text、IBMが提供するのがWatson Speech to Textです。
Google AI と容易に使用可能な API を使用して、125 を超える言語と言語変種の音声を正確にテキストに変換で…
Watson Speech to Text is an API that transcribes speech to t…
これらの2つはウェブでの提供ですが、クレジットカードやアカウント登録を行わなければなりません。少しこれが面倒なので登録するのに手間がかかります。60分から500分の文字起こしが月に使用可能です。
一方でVrewはダウンロードしてから、すぐに使えるので楽です。どれがベストなのかは人によって異なります。
無料の文字起こしはここがダメ
無料のアプリやサービスで文字起こしを行う場合、以下のことができません。
- 書き出せる時間の制限
- 使える回数制限
- 使用できる期間の制限
ソフトやサービスによって異なりますが、音声をインプットして書き出しを行ったとしても、数分しか使えなかったり機能を使える回数が数回と制限されていたりします。
そして、インストールしてから無料で使えるのは数週間と試用期間が設定されていることもあります。
ほとんどのソフトがこれらの制限を厳格にかけており、使い物にならないのが現状です。
無料の文字起こしアプリを比較
無料の文字起こしアプリを比較してみると、以下のようになります。
| アプリ名 | 文字起こしさん | notta | toruno | Speech-to-Text | Watson Speech to Text | Vrew |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 対応OS | iOS Android macOS Windows | iOS Android macOS Windows Linux | Windows | Web | Web | iOS Android macOS Windows |
| 無料の制限 | 1分まで | 月に120分 音声ファイルは1回5分 ウェブ会議は1回3分 | DL後3時間 | 1ヶ月あたり60分 | 1ヶ月あたり500分 | 1ヶ月あたり60分 |
Vrewが1番使いやすい理由
Vrewは他のアプリに使いやすいです。理由は以下の通りです。
- ダウンロードしてすぐ使える
- スマホとPCに対応
- 動画の字幕をつけられる
Vrewはダウンロードした後、すぐに使用することが可能です。Vrewも会員制ですが、他のサービスに比べて面倒な登録の必要がありません。
そして、Vrewにはパソコンアプリとスマホアプリが存在します。マルチデバイスで利用可能なので作業の幅も広がります。
また、もともとVrewは動画に字幕をつけるアプリなので、動画への文字入れも簡単です。
まとめ
今回は無料で文字起こしが可能なアプリについてご紹介しました。
数ある文字起こしアプリがありますが、どれも制限が厳しいのが現状です。その一方でGoogleやIBM、そしてVrewが提供するサービスは比較的無料でも使えます。これらを合わせて使うことで時間も延長できます。
ぜひ、参考にしてみてください。