ホテル暮らしが最近は流行っていますが、ホテル暮らしをしていない人にとってその暮らしがどういったものか分かりませんよね。
たしかにホテル暮らしをしていなければ分からないことはよくあります。
そこで今回は、ホテル暮らしをしているボクがホテル暮らしのメリットとデメリットについて解説します。
ホテル暮らしのよいところと悪いところ
ホテル暮らしのよいところと悪いところの一覧表はこちらです。
メリット | デメリット |
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それでは詳しくみていきましょう。
ホテル暮らしのメリット
ホテル暮らしのメリットには以下のようなものがあります。
- 簡単に都心に住める
- 水道・光熱費・ネット代が実質無料
- 掃除や片付けをする必要がない
- 家具が揃って基本的に綺麗
- ラウンジなどが利用できる
順番に解説します。
①簡単に都心に住める
ほとんどのホテルは立地のいいところに建っていて、駅から徒歩ですぐの場合が多いです。
賃貸であれば、駅から歩いて10分から15分というような物件が多いですが、ホテルは高確率で立地が抜群です。
また、都心の賃貸では初期費用など費用が多めにかかります。
しかし、ホテルなら繁忙期を避ければお得な料金で住めます。
職場の近くへ住めれば通勤時間の節約にもつながります。
②水道・光熱費・ネット代が実質無料
ホテルの料金は、賃貸と違って初期費用や資金礼金といった費用がかからないだけではなく、料金の中に水道・光熱費・ネット代が含まれています。
そのため、ホテルの料金が賃貸と比べて割高に感じても、トータルで見ればリーズナブルなこともよくあります。
常識の範囲内なら、水道や電気を使っても追加で料金を支払う必要はありません。
③掃除や片付けをする必要がない
ホテル暮らしは掃除や片付けをする必要がありません。
客室清掃のサービスがあるのでとても身の回りのことが楽になります。
部屋の掃除のための時間や労力を使う必要がないので、その分他のことにエネルギーを使えます。
特に一般的に面倒だと言われているトイレ掃除やお風呂の排水溝の掃除をしなくてもいいので、とても楽です。
④家具が揃って部屋が綺麗
ホテルは基本的に家具が揃っています。
そのため、家具を買い込む必要がなく、余分な出費がかかりません。
また、家具の配置などホテルの客室は綺麗に整えられているので気分も晴れやかになります。
⑤ラウンジなどが利用できる
ホテルには公共のスペースが併設されているのが一般的です。
たとえば、フリードリンクサービスのあるラウンジなどが好きなだけ利用できます。
また、ホテルの中にはジムやプールが併設されているものもあります。これらが利用できるので、娯楽の大半はホテル内で完結できますし、仕事の作業場としても利用できます。
ホテル暮らしのデメリット
ホテル暮らしのメリットには以下のようなものがあります。
- 落ち着かず疲れてストレスやしんどさを感じる
- 不健康な食生活になる
- 費用面が高くなる
- 片付けを結局する必要がある
- コロナに注意しなければならない
順番に解説します。
①落ち着かず疲れてストレスやしんどさを感じる
ホテル暮らしで一番不満を感じる事柄としてあげられるのが、疲労感を感じることです。
ホテルは自分の部屋ではないので、なかなか汚して自分の部屋感を出せません。
部屋の清掃が入れば、必ず部屋を綺麗な状態に清掃してくれます。
それが逆に落ち着かなくてストレスになってしまう人が中にはいます。
②不健康な食生活になる
ほとんどのホテルには、キッチンがないので自炊が不可能です。
そのため、コンビニやスーパーで購入した弁当が中心の食生活となります。
栄養バランスが偏って体の調子が悪くなったり、自炊よりもお金がかかったりするのでデメリットになります。
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③費用面が高くなる
ホテルは賃貸よりも高くなります。
賃貸の場合は初期費用や管理費、それから光熱費などがかかってくるので一概には言えませんが、ホテルは1泊の料金だけ見るとかなり高くなります。
たとえば、東京でも探せば5万円くらいでワンルームのマンションに住めます。しかし、ホテルになると9万円から10万円ほどに跳ね上がってしまいます。
④片付けを結局する必要がある
ホテルは客室清掃が入りますが、その客室清掃が入る前に自分で掃除をする必要があります。
自分の部屋のように貴重品を野放しにすることは危険なので、客室の清掃が入る前に最低限の片付けをしなければなりません。
人によっては結局自分で掃除した方が楽なのではないかと感じてしまいます。
⑤コロナに注意しなければならない
2020年に新型コロナウイルスが流行したことがきっかけに、ホテルの宿泊条件がかなり厳しくなっています。
具体的には、チェックインの時に発熱していれば追い返される可能性があります。
これが一番恐怖で、ホテル暮らしをして全て家を手放してしまっている場合、強制野宿になります。
コロナに感染した場合も同様で、ホテルから追い出されて一気にホームレスになります。
ちなみに、ボクもホテル暮らしをしてコロナ感染で宿泊拒否された経験があるので、そのエピソードはnoteで公開しています。
ホテル暮らしは疲れるのか?実体験シェア
ホテル暮らしは疲れません。
筆者はこの記事を書いている時点で、ホテル暮らし3年目になります。賃貸を解約してノマド的な生活をしています。なぜ、疲れないかというと、毎日違う生活を感じられるからです。
自分はずっと同じホテルに住み続けているのではなく、3日から1ヶ月の期間で住むホテルを変えています。これはこれで疲れると感じる人がいるかもしれませんが、毎日違う景色になるので楽しさがあります。毎日が旅行のようなので新鮮です。
たとえば、毎日行くスーパーも変わるので、同じ商品であっても地域やスーパーによって変化があるので興味深いです。変化が好きだという人にとっては絶対に疲れないのがホテル暮らしです。
ホテル暮らしが疲れる人向けの対策
一方で、移動や変化を嫌う人にとってホテル暮らしは疲れるでしょう。
解決策としては以下の2つです。
- 移動を徹底的に少なくして、ひとつのホテルに長居する
- ホテルの部屋を自分が使っている物で埋め尽くす
移動を徹底的に少なくして、ひとつのホテルに長居する
変化を嫌う人は、移動による変化を少なくするために、ひとつのホテルに長く住みましょう。
長期割引もありますし、長く住んで行動パターンをルーティン化すれば疲れが少なくなります。
ホテルの部屋を自分が使っている物で埋め尽くす
ホテルは常に清潔感が保たれています。これが逆にストレスになってしまうので、適度に汚して自分の荷物を置きましょう。
たとえば、荷物になりますが、いつも使っている寝具を用意したり、好きなアロマを炊いてみると自分の部屋のようになるのでおすすめです。
まとめ
今回はホテル暮らしのメリットとデメリットをご紹介しました。
メリット | デメリット |
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ホテル暮らしのメリットとデメリットのどちらが大きいかを判断するのは、本人次第です。
ホテル暮らしを実践しているボクからすると、メリットの方が大きいと思います。
人生や暮らしの変化があったなとも思います。
ぜひ、この記事を参考にしてメリットとデメリットを比較してみてください。
こちらはスーツケースとバックパックだけでホテル暮らしをしているボクの荷物をまとめた写真集です。キッチングッズから仕事用品まで全て網羅しています。
Kindleの読み放題でも読めるので、ぜひご覧になってください。