ネットショップBASEとSTORES.jpを比較して出品してみた

今はメルカリなどフリマアプリも有名になって、インターネットを通じて衣類を購入することは普通になりました。インターネットを探せばありとあらゆる衣類が見つかります。一方で、衣類をいつか売ってみたいと思われていた方もいるでしょう。

今回はそういった人々のために、「自分でネットショップを開設する方法」についてご紹介したいと思います。

ネットショップを比較

まず、ネットショップを開くためには当然ホームページが必要です。ただ、ホームページを作成するのには自分でサーバーを借りたり、ドメインを取得したりしなければならないため、ハードルがとても高いです。

Amazonと楽天で出店するなら

また、よく見かけるお店ではAmazonや楽天に出店しているものもあります。たしかに楽天やAmazonに出品することで、多くの人に見てもらうことができます。しかし、実はメルカリのように気軽に簡単に出品できません。

Amazonなら安くても出店手数料として、1点あたり100円の手数料が必要ですし、売れたときにも手数料が必要です。楽天に至っては、月額2万円ほどの出品手数料が必要なのです。

これは気軽に物を売ってみようと思っている人にとってハードルがとても高いですよね。売れるかどうかもわからないので、赤字になるという心配も残されています。

Amazonと楽天は出店料がかかる!

おすすめの無料ネットショップ

しかしながら、BASEかStore.jpを使えば簡単にネットショップを開設して、悩みを消すことができます。

ネットショップのBASE

まず、BASEについて解説します。BASEは「お母さんでも使える」をコンセプトに作られたサイトで、30秒でショッピングサイトを開設できることを大きな強みとしています。 公式サイトによるとすでに20万人以上が利用しているサイトです。

実際の登録もすごく簡単で希望のショップのアドレスとメールアドレスを入力してパスワードを決めるだけです。その3つを入力さえすればショップを作ることができます。30秒でショップが作れるので、1項目あたり10秒という計算ですね。

ネットショップのSTORES.jp

一方のSTORES.jpは 70万人に使われています。

ただ公式サイトによると、ショップ開設までにかかる時間は2分です。BASEより遅いのは、何をもってショップ開設とするかの基準が異なっているからではないでしょうか。どちらも似た内容を入力をしますが、STORES.jpの方はショップデザインまで早めに決めないといけません。

BASEとSTORES.jpを無料プランで比較

さて、 作成の過程まではどちらも大差ないことがわかりいただけたでしょうが、実際に使用するにあたってどちらを使うべきなのでしょうか。無料プランに限って考えると、BASEを使用するほうが圧倒的に有利です。

1つ目に商品登録数です。無料プランでは、BASEは商品を無制限に出品することができますが、store.jpでは5点しか出品できません。ショップを始めたらいろいろな商品を出品してみたくなりますし、すでに商品がたくさんあるという方にとって出品可能数は多いほうがいいです。

2つ目にデザインテンプレートの数です。無料でもカッコいいサイトを作りたいという人は多いですよね。store.jpの場合、テンプレートは9個しか使用できませんが、BASEだと11個使用できます。バリエーションが多いので、自分にピッタリなサイトのデザインを見つけることができます。

 

3つ目にオリジナル商品の作成です。ここが初心者にとって大きなポイントです。もちろん、どちらのストアでも自分で作った商品を売ることができます。しかし、BASEではオリジナル商品を1からデザインして作ることができます。

たとえば、イラストレーターやGIMPといったソフトを使って、デザインの画像を作ったら、それをBASEのサービスにアップするだけでTシャツやマグカップ、ハンカチなどのアイテムを作り出してくれます。

注文を受けてから、作成するという流れなので在庫を持つ必要がありません。つまり、赤字になることはないのです。商品を保存しなくてもよいし、売れなかったらどうしようと心配する必要もないのです。これは初心者にとって嬉しいですね。

BASEにデメリットはあるの?

気をつける点としては、BASEサービスロゴが消えないことです。これは無料だから仕方ないのかもしれませんね。

また、STORES.jpの手数料が5%なのにも関わらず、BASEだと手数料が6.6%+40円かかってしまいます。これは他のメリットが打ち消してくれているため、心配する必要はなさそうです。

手数料に要注意!

BASEを使ってオリジナルショップを作ってみた

ボクも実際にBASEを使って、アパレルショップを作ってみました。ousia umbraというサイトです。ギリシア語で実体と影という意味です。モノトーンで幾何学的なデザインを追求したいという思いを込めて作ってみました。

主力ラインは3つのデザインです。

1つ目がGENESISというデザインで、地球の終わりと始まりをイラストにしています。

2つ目がSleepで、棺桶と松明を模っています。

そして、TWです。これは、台湾をローマ字で書いてTAIWANなのでTWを取ったところから閃いたデザインです。どれもお気に入りですね。

ボクはバンドもやっているのでバンドのロゴを使ったTシャツやハンカチも出品しています。ボクはネットショップの知識が全くないのですが、ここまでアイテムを増やすことができました。BASEのオリジナル商品作成機能は優秀です。

 

ただ、全く売れていません。誰でも簡単にネットショップを作れるということは、信頼性を簡単に得ることができないということです。Amazonや楽天なら大手だから大丈夫だろうと思って購入する人も多いですが、BASEの場合そうは行きません。

ショップ自体の信頼が大手に比べて全くないからです。自分が購入する立場になると分かると思いますが、検索して出てきたよく分からない誰かが売っている商品を購入しようとおもいますか。それを乗り越えて、買ってもらえるような仕組みが必要です。

また、信頼される仕組みを構築してもライバルが多いことも注意すべきです。誰でも作ることができるので、参入障壁がとても低いです。数十万あるショップの中から自分のショップを訪れてもらうことだけでも非常に困難です。

売るのは本当に難しい!

まとめ

ここまで、BASESTORES.jpの比較と、BASEの体験談を書いてきました。仕組みとしては素晴らしいです。誰でもショップを作ることができて夢が広がります。ただ、売れるかどうかは別問題です。売ることができるかが真の壁ですね。

ぜひ、みなさんもオリジナル商品作りに興味があれば登録してみてはいかがですか。あとよろしければボクのサイトも見て売上に貢献してください。笑

みなさんもぜひ、BASEでお店を開いてみてはいかがですか。