みなさん、こんにちは。華山です。ボクは2019年の11月に中国の西安という都市に行ってきました。
今回はその旅行記ですが、これから西安に行かれる方の参考になる行き方やおすすめホテルなども合わせてご紹介します。
航空会社は春秋航空
利用したのは、春秋航空です。セールで購入したつもりは全くなかったのですが、片道が1900円という破格の安さだったので、これは買うしかないと思って購入しました。
路線は茨城からの西安便です。諸税や復路の便を含めると往復で1.8万円く朝らいでした。余談ですが、この旅行代金を三井住友のカードで支払ったためさらに20%引きです。そのため、実質1.4万円くらいで西安に行けたことになります。
期間は4泊5日という結構長めの期間を取りました。別にこれくらいないと満喫できないというのではなく、この日程が安かったからです。
1日目
茨城空港から西安へ
1日目は東京駅から茨城空港に向かいます。昼の13時の便だったのですが、バスの予約を直前にするとちょうどいい時間は満席でした。そのため、東京駅を8時30分に出発するバスに乗りました。早い。
結局着いたのが出発の3時間前くらいでした。茨城空港は狭いので、国際線でも2時間前に着けば余裕です。
そして出発。チェックインと搭乗口はかなり混んでました。90%が中国人。当たり前ですが。機内もフリーダムでした。ベルトをしないで寝っ転がるわ、席を移動しまくるわで修学旅行の生徒状態です。「立たないで」というアナウンスがなかったのも。もしかしたら言ったところで聞かないからかもしれません。
到着したらもう17時過ぎです。時差は1時間なのですが、かなり西にあるので明るいです。とりあえず空港に着いて開業したばかりの地下鉄に乗り込みます。これで一気に泊まるホテルのある繁華街に行けます。大体1時間はかかったでしょうか。
気温が日本と全然違う
これはマズいと思って仕込んでいたダウンを着ます。それでも寒いくらいでした。とりあえず、デパートの中に入っていろいろ情報を探ります。旅行のプランを何一つ決めないで来たので、ここで決めました。
一通り、付近に何があるのか把握してこれからのプランを決めてからデパートを出ます。
ホテルへ
泊まったホテルは、中が外でした。寒い。夏だとよいのですが、冬は嫌がらせです。素泊まりのドミトリーで、500円です。入り口から部屋まで遠くて階段なのがマイナスです。でも、汚くはないので許容範囲です。
2日目
城壁へ行く
中に入ると、壁ではなくて道になっていてびっくりします。壁の上を普通に車が通れるくらい大きな通りになっているのです。
ちなみにここは自転車を借りられるので、自転車を借りると1時間程度で全て見ることができます。自分はそこまではいいかと思い、南門から1番大きいと言われている西門まで歩きました。
シルクロードの最初の地点が西門です。だからこそ、最大の門に当たるわけです。行ってみるとたしかに圧巻でした。1000年前に商人がくぐり抜けた門です。ちなみに本当のシルクロードの拠点はまた別にあります。どうやら信じられなくらいポツンとしたところにあるようです。
バードストリートと小吃街
その後は近くに見つけた小吃街という、屋台が集まった街を覗いてみました。
鐘樓
回民街と北大門夜市
寒かったので、デパ地下でオーダー。
ホテルへ
ホテルは可もなく不可もなくという感じでしたが、浴室が寒すぎます。なんで窓を開けているのだろうと思いながらシャワーを浴びました。それ以外は満足です。
3日目
アンティークストリート
続いて、次の3日目はアンティークストリートと呼ばれる、古物品が集まる場所に行こうとしたのですが、これもまたやってなかったのか見つけられなかったのか、何もありませんでした。
西安の博物館は月曜日が休みで、それ以外は空いていてさらには無料と聞いていました。ここに歩いて向かいます。しかし、ハプニング発生です。入れる人に限りがあって、午後1時にはもう無理でした。中国人の団体観光客もたくさんいたので、人海戦術に負けました。
大雁塔
諦めて、大雁塔という有名なタワーに行きます。中国版ピサの斜塔です。三蔵法師がここで修行していたというゆかりの地です。ここは学割が効いて20元でした。
これで中の庭には入れますが、塔の一番上には登れません。登るために16元を払いました。ここも学割が効きました。
やっぱり、登ったほうが西安の街を遠くまで眺めることができて圧巻です。ただし、全部階段なので、お年寄りの人はみんなヒイヒイ言ってました。階段が狭いので余計キツイです。
大唐芙蓉园
その後、大唐芙蓉园というところに行こうとしたのですが、入場料が140?元でした。ちょっとネットで検索するとここは何やら最近できたテーマパークで、全くの模造品ということが判明してすっかり萎えたので入るのを辞めました。
西安の電気街
ホテルへ
最後のホテルは2日目のホテルの系列です。ぶっちゃけ、ここが1番クオリティ高かったです。宿代は500円でトイレもシャワーも奇麗、寒くなかったです。さらに布団はふかふかというマジックです。ここのハンタンハウスはかなりおすすめです。
4日目
兵馬俑の博物館へ
4日目は、特に行くところはありません。わざわざ博物館にリベンジに行くのもなんだかなという感じです。残された観光スポットは、兵馬俑の博物館か華山です。
華山は頂上からの景色はかなり綺麗らしいのですが、危険な登山道らしいです。観光客でちょいちょい死人が出てるようです。写真を見たんですが、本当に崖をロープで登るようなところがあって、これは登山靴の準備も必要だと感じるくらいでした。ボクはそのための準備をせず、普通に裏が滑るくらいツルツルのブーツです。諦めます。
そして、兵馬俑の博物館に行くことに決めました。ボクはてっきり西安市内にあると思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。地下鉄とバスを乗り継いで1時間のところにあります。しかも入場料が150元ということでかなり高額なので避けてました。世界史の教科書を見れば分かるのに、と否定的だったのです。
しかし、ブログ的に絶対行く人はいるでしょう。だから情報は絶対欲しいはず。なら行ってみて情報をシェアしようと思いました。ビジネス観光ですね。
兵馬俑の博物館までの行き方
とりあえず、西安駅からは行けなくなっておりますので、こちらの行き方を参考にしてください。
ます、紡織城(ファンジーチェン)という地下鉄の駅に行きます。1号線の一番東です。
兵馬俑を見る
ガイドいらないかと日本語で語りかけてきますが、いらないと答えます。ガイドがあった方が、理解が深まるなんて言いますが、こういった世界遺産は一種の芸術です。耳で聞いて理解を深めるものというより、パッと見て言葉にできないほどの感動を覚えられるかどうかなのでいらないと思いました。写真やInstagramの解説を最初に求めないのと一緒です。
それで見た感想ですが、こんなもんかという感じです。2000年前の物って分かるのですが、実によくできすぎていて、最近作ったものに思えてきて感動がありません。ちょっと博物館感が出ているのが人工感があって感動がない感じがします。
もし、これが屋外の野原で兵馬俑の一部分だけを見たとしたら、そちらの方がリアリティがあって感動するのではないかなと感じました。
その後は、博物館の近くでご飯を食べて都に戻りました。
シャオミストアへ
都に戻ってからはシャオミストアに行きました。ひげそりを買いました。日本で買うより1600円安かったし、旅行に使えるので。
ホテルへ
上の階だと思っていたホテルが下の階でした。まあ近いのでいいですが、よく分からないですね。こんなことに腹を立ててはいけませんからね。さっさと寝ます。
5日目
帰国
それから、春秋航空の朝7時発の便で茨城空港に帰ってくるという流れです。団体観光客が列にいると厄介。ここでも腹を立ててはいけませんね。待ちます。そして、無事に茨城空港に着きました。
まとめ
今回は春秋航空で4泊5日の旅をご紹介しました。まとめて、総括するとまあまあよかったです。全く予定を決めないので来たのですが、メジャーなところは回れた気がします。
中国、西安旅行への注意点
今回の反省点として、西安に行く時の注意点もシェアします。1つ目は、ティッシュを絶対持ち歩きましょう。超有名なブランドが入っているデパートでも、ペーパーはなくて汚いです。覚悟してください。
2つ目は気温差です。11月の寒さを舐めてました。インナーダウンを着れば大丈夫と思っていたのですが、地獄です。本当に夜の観光はできませんでした。昼間であっても、兵馬俑の博物館など標高が高いところにあるので終始寒いです。
3つ目は、支付宝を準備することです。現金でも大丈夫ですが、かなり嫌がられます。このアプリを取得していた方が圧倒的に便利です。使い方はTourPassを押せばクレカのチャージができるのであとは、都度チャージして使うだけです。
細かいことを言えば、まだまだありますが旅の最中に強く感じたのはこれくらいです。言うまでもないですが、Googleは使えないので百度地図をダウンロードしておきましょう。また、空港はグランドスタッフは英語が通じましたが、空港のホテルの人はダメです。マネージャークラスの多分偉そうな人でもポカンとしていました。
おすすめの観光地
行ってみてよかったなと思うのは、城壁と大雁塔、回民街です。そう、ぶっちゃけ半径5kmくらいで完結します。2泊3日と4泊5日の満足度は変わらないかなとも感じました。城壁はシルクロードの拠点を感じられますし、三蔵法師が修行した大雁塔からの眺めは最高です。回民街は見ても食べても楽しめます。
おすすめのホテル
ひとり旅なら「ハンタンハウス」です。そして、空港に泊まるなら「リーガルホステル」が出発ターミナルから200mのところにあります。中国はしっかりとしたホテルじゃないと怖いというなら「ベルタワーホテル」ですね。
ぜひ、旅行に行かれる際はこの記事を参考にしていただければ嬉しいです。
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