ベトナムで海外ノマドやロングステイを考えると、多くの人はホーチミン、ハノイ、ダナンあたりを思い浮かべるかもしれません。
ただ、実際にベトナムを移動しながら生活してみると、もう一つかなり有力な候補があります。
それが、ベトナム中部高原にある街、ダラットです。
ダラットは標高約1,500mにある高原都市で、ベトナムの中でもかなり涼しい街として知られています。
ホーチミンのような大都市ではなく、ダナンのような海沿いのリゾートでもありません。
でも、実際に滞在してみると、海外ノマドやロングステイとの相性はかなり良いと感じました。
結論から言うと、ダラットは短期〜中期の海外ノマド滞在にはかなり向いている街です。
特に、暑すぎる東南アジアが苦手な人、静かに作業したい人、1週間〜1か月ほどベトナムで落ち着いて過ごしたい人には、かなり候補に入る街だと思います。
一方で、英語が通じにくい、坂道が多い、夜は意外と寒い、観光地価格とローカル価格の見分けが難しいなど、気になる点もあります。
この記事では、実際にダラットに滞在して感じたことをもとに、気候、ホテル、作業環境、生活費、食事、交通、メリット・デメリットを正直にまとめます。
この記事でわかること
- ダラットが海外ノマド・ロングステイに向いている理由
- ダラットの気候・ホテル・作業環境・生活費のリアル
- 滞在して感じたメリット・デメリット
- ダラットに向いている人・向いていない人
- 写真エッセイ『ダラット33』を作った理由
- 1 結論:ダラットは短期〜中期の海外ノマド滞在にかなり向いている
- 2 ダラットはどんな街?標高1,500mのベトナム高原都市
- 3 ダラット最大の魅力は「暑すぎない気候」
- 4 宿泊環境:中心部に泊まるとかなり便利
- 5 作業環境:カフェとWi-Fiはかなり充実している
- 6 生活費:食費・カフェ代・交通費は比較的安い
- 7 食事:ローカル飯は安いが、店選びは少し難しい
- 8 カフェ文化はかなり強い
- 9 移動:中心部なら徒歩でもいけるが、坂道には注意
- 10 ダラットのメリット
- 11 ダラットのデメリット
- 12 ダラットはどんな人におすすめか
- 13 逆にダラットが向いていない人
- 14 ホーチミン・ハノイ・ダナン・チェンマイと比べてどうか
- 15 ダラット滞在に持っていくべきもの
- 16 ダラットで撮った33枚の写真エッセイを作りました
- 17 まとめ:ダラットは「涼しく、安く、静かに作業できる」ノマド向き都市
結論:ダラットは短期〜中期の海外ノマド滞在にかなり向いている
まず結論から言うと、ダラットは短期〜中期滞在の海外ノマドにかなり向いている街です。
ここでいう短期〜中期とは、数日から1か月前後の滞在です。
数日の旅行でももちろん快適ですし、1週間、2週間、あるいは1か月ほど滞在して作業する場所としても、かなり使いやすい街だと感じました。
理由はシンプルです。
- 気候がいい
- 街がコンパクト
- カフェが多い
- 物価も比較的安い
- ホテルも選択肢がある
- ホーチミンやハノイほど大都市の圧が強くない
このバランスがかなり良いです。
もちろん、6か月や1年のような本格的な長期滞在になると、食生活や人間関係、交通、ビザ、医療、飽きるかどうかなど、別の要素も大きくなります。
なので、「誰でも長期移住に向いている」とまでは言いません。
ただ、1週間〜1か月ほどのロングステイ候補として見るなら、ダラットはかなり優秀です。
ホーチミンやハノイのような大都市で消耗したくない。
でも、田舎すぎる場所も不便。
ビーチリゾートよりも、落ち着いた高原都市で作業したい。
そういう人には、ダラットはかなり合うと思います。
ダラットはどんな街?標高1,500mのベトナム高原都市
ダラットは、ベトナム南部の高原地帯にある街です。
ホーチミンからはバスでおおよそ7〜8時間ほど。距離はそれなりにありますが、ベトナム国内の移動に慣れている人であれば、十分に現実的な移動範囲です。
街の特徴は、なんといっても高原都市らしい涼しさです。
ベトナムというと、暑い、湿気がある、バイクが多い、エネルギッシュという印象が強いかもしれません。
もちろんダラットにもベトナムらしいバイク文化や市場の賑わいはあります。
ただ、ホーチミンやハノイのような蒸し暑さとはかなり違います。
街全体に少し落ち着きがあり、フランス統治時代の避暑地として発展した背景もあって、建物や街並みにどこか洋風の雰囲気も残っています。
もちろん、完全にヨーロッパ風というわけではありません。そこはベトナムです。ローカルな食堂もあれば、雑多な市場もあり、バイクも走っています。
ただ、東南アジアの街でありながら、どこか高原の避暑地らしい空気がある。
この独特のバランスが、ダラットの面白さだと思います。
補足:
ビザや入国条件は変更される可能性があります。ベトナムに長めに滞在する場合は、渡航前に必ず最新の公式情報を確認してください。
ダラット最大の魅力は「暑すぎない気候」
ダラットの最大の魅力は、やはり気候です。
海外ノマドにとって、気候はかなり重要です。
観光で数日いるだけなら、多少暑くても我慢できます。
でも、そこで毎日作業をして、食事をして、洗濯をして、生活するとなると話は変わります。
暑すぎる街では、外に出るだけで体力を使います。
カフェに行くにも汗をかく。
移動するだけで疲れる。
冷房の強い店に入ると、今度は身体が冷える。
ホテルの部屋も冷房ありきになる。
これが毎日続くと、地味に生活コストになります。
その点、ダラットはかなり快適でした。
東南アジアなのに、暑すぎない。
日中も過ごしやすい。
夜はむしろ肌寒いこともある。
体感としては、日本の春や秋に近い印象です。
特に、東南アジアの暑さが苦手な人にとっては、この気候だけでかなり価値があります。
僕自身、ダラットの気候に慣れてしまうと、他の東南アジア都市に移動するのが少し億劫になるくらいでした。
ホーチミンやバンコクのような暑さの中で動くより、ダラットで涼しく過ごしながら作業する方が、身体はかなりラクです。
冷房なしでも過ごしやすいのは大きい
ダラットで良かったのは、冷房に頼らなくても過ごしやすい時間が多かったことです。
暑い国で生活していると、冷房は必須になります。
もちろん、冷房があること自体はありがたいです。
ただ、冷房の効きすぎた部屋と暑い屋外を行き来していると、意外と疲れます。
特にノマド生活では、部屋で作業したり、カフェで作業したり、外に食事に行ったりします。
この移動のたびに暑さで体力を削られると、作業効率にも影響します。
ダラットはその点、かなりラクでした。
外を歩いても、極端に汗だくになる感じではありません。
カフェに入っても、冷房ガンガンで身体が冷えるというより、自然な涼しさで過ごせる場所が多い印象です。
これは、海外ノマドにとってかなり大きなメリットです。
単に「涼しくて気持ちいい」というだけではありません。
- 体力を温存しやすい
- 作業に集中しやすい
- 散歩もしやすい
- 生活のストレスが減る
このあたりが、ダラットの強みです。
ただし夜は肌寒い。上着は必須
一方で、ダラットは涼しいからこその注意点もあります。
夜は普通に寒いです。
東南アジアだからといって、Tシャツと短パンだけで行くと、夜に少し後悔するかもしれません。
特にホテルによっては、毛布や布団がそこまで充実していないことがあります。
東南アジアの宿泊施設は、暑い地域前提の寝具になっていることも多いです。
そのため、ダラットの夜の寒さに対して、寝具が少し物足りないと感じることもあります。
僕も、夜は少し肌寒いと感じることがありました。
また、シャワーのお湯が出るまでに時間がかかるホテルだと、これが地味にきついです。
暑い街なら多少ぬるくても我慢できます。
でも、夜のダラットでお湯が弱いと、なかなか地獄です。
注意点:
ダラットに行くなら、薄手の羽織りものは必須です。長袖シャツ、軽いパーカー、ウィンドブレーカーなど、何か一枚羽織れるものがあると安心です。
7kg前後の荷物で旅している人でも、ダラットに行くなら軽量の上着は持っていった方がいいと思います。
雨やスコールには注意
もう一つ、ダラットで注意したいのが雨です。
ベトナムなので、突然雨が降ることがあります。
スコールのように、急に降ってくることもあります。
気候は涼しくて快適ですが、雨が多い時期に当たると、外出や洗濯には少し影響します。
特にノマド生活では、洗濯物が乾きにくいのは地味に面倒です。
また、坂道の多い街なので、雨の日は歩きにくくなります。
涼しい街ではありますが、天気がずっと良いリゾートという感じではありません。
ここは少し注意が必要です。
ダラットに長めに滞在するなら、折りたたみ傘や軽い雨具があると安心です。
宿泊環境:中心部に泊まるとかなり便利
ダラットでノマド滞在するなら、基本的には中心部周辺に泊まるのが便利です。
中心部に泊まるメリットは大きいです。
- 食事に困らない
- カフェに行きやすい
- 市場や湖周辺にアクセスしやすい
- Grabを使わなくても歩ける範囲が増える
- 夜に少し散歩するにも便利
特に短期〜中期滞在なら、中心部に泊まるのが無難だと思います。
ダラットは街としてはコンパクトですが、坂道が多いです。
地図上では近く見えても、実際に歩くとかなり高低差があることがあります。
そのため、ホテル選びでは「距離」だけでなく、「坂道がきつくないか」も見た方がいいです。
大きなスーツケースを持っている人には、坂道移動は少し大変かもしれません。
その点、7kg前後の荷物で動いている自分にとっては、そこまで大きな負担ではありませんでした。
やはり、荷物が軽いと街の自由度が上がります。
ホテルは1泊1,000〜2,000円台でも選択肢がある
ダラットの宿泊費は、比較的安い印象でした。
もちろん時期や立地、ホテルのグレードによって変わりますが、個室でも1泊1,000〜2,000円台で選択肢があります。
この価格帯で個室に泊まれるのは、ノマドやロングステイ希望者にとってかなり大きいです。
ただし、安いホテルを選ぶときは、以下の点を確認した方がいいです。
- デスクがあるか
- 椅子が作業向きか
- Wi-Fiが安定しているか
- お湯がちゃんと出るか
- 部屋が寒すぎないか
- 騒音がひどくないか
- エレベーターがあるか
- 周辺に食堂やカフェがあるか
特にノマド滞在では、ベッドで寝るだけではなく、部屋で作業する可能性もあります。
その場合、デスクと椅子はかなり重要です。
また、ダラットは夜が寒くなるので、お湯と寝具も意外と大事です。
安さだけで選ぶと、夜に寒い、シャワーがぬるい、作業しにくいということになりかねません。
短期ならまだ我慢できますが、1週間以上いるなら、ホテルの快適さはかなり大切です。
湖周辺は便利だが観光地価格に注意
ダラット中心部には湖があり、その周辺はかなり便利です。
観光客も多く、レストランやカフェ、ホテルも集まっています。
初めてダラットに行くなら、この周辺に泊まるのは悪くないと思います。
ただし、便利なエリアほど観光地価格になりやすいです。
食事もカフェも、ローカル価格なのか観光客向け価格なのか、少し見分けづらいことがあります。
「ローカルっぽい店だな」と思って入っても、意外と観光客向けの価格設定になっていることもあります。
これはダラットの少し難しいところです。
完全なローカルエリアに行けば安い店もあります。
でも、そこまで行くには少し歩いたり、Grabを使ったりする必要があります。
中心部の便利さを取るか、ローカル価格を狙うか。
ここは滞在スタイルによって変わります。
ノマド滞在なら、最初は中心部に泊まり、慣れてきたら少し外れたエリアのカフェや食堂を開拓するのが良いと思います。
作業環境:カフェとWi-Fiはかなり充実している
ダラットは、作業環境もかなり良かったです。
カフェが多く、Wi-Fiも想像以上にしっかりしていました。
もちろん、すべてのカフェが作業向きというわけではありません。
店によっては混んでいたり、音楽が大きかったり、椅子が長時間向きではなかったりします。
ただ、街全体としてはカフェの選択肢が多いです。
しかも、雰囲気の良いカフェが多い。
これはノマドにとってかなり重要です。
海外ノマド生活では、毎日ホテルの部屋だけで作業していると、かなり閉塞感が出てきます。
気分転換にカフェに行ける。
涼しい気候の中で歩いて移動できる。
コーヒーを飲みながら作業できる。
この環境があるだけで、生活のしやすさはかなり変わります。
バイク音はあるが、店選びで回避できる
ベトナムなので、バイクの音はあります。
ダラットも例外ではありません。
ただ、ホーチミンのような大都市のバイクの圧とは少し違います。
もちろん道沿いのカフェだと、バイク音が気になることはあります。
しかし、扉がしっかり閉まるカフェや、少し奥まった場所にあるカフェを選べば、騒音はかなり抑えられます。
作業場所として考えるなら、以下のようなカフェを選ぶと良いです。
- 道路に面しすぎていない
- 扉がある
- 店内が広い
- 椅子が硬すぎない
- Wi-Fiが安定している
- 長居しても気まずくない
- 音楽が大きすぎない
ダラットはカフェが多いので、数日滞在すれば自分に合う店を見つけやすいと思います。
Wi-Fiは想像以上に快適だった
ダラットで意外だったのは、Wi-Fiがかなり快適だったことです。
もちろん、ホテルやカフェによって差はあります。
ただ、全体として「遅すぎて作業にならない」という印象はありませんでした。
ブログ作業、調べ物、メール、軽い動画視聴、SNS投稿くらいであれば、問題なくできる場所が多いと思います。
動画アップロードやオンライン会議など、重めの作業をする場合は、ホテルやカフェの環境を事前に確認した方がいいです。
ただ、少なくとも普通のノマド作業であれば、ダラットのネット環境はかなり使えると感じました。
生活費:食費・カフェ代・交通費は比較的安い
ダラットの生活費は、全体的に見て比較的安いです。
もちろん、観光地価格の店を選ぶと高くなります。
おしゃれなレストランや観光客向けの店ばかり使えば、そこまで安くはありません。
ただ、ローカル飯や普通のカフェをうまく使えば、かなり抑えられます。
体感としては、食費は1食300円前後から。
カフェもコーヒー1杯300円前後あれば、おしゃれな店に入れる印象です。
Grabでの移動も、近距離なら100〜200円台で使えることが多く、移動費もかなり抑えやすいです。
宿泊費も、先ほど書いたように1泊1,000〜2,000円台から個室の選択肢があります。
節約型のノマドやロングステイ希望者にとっては、かなり魅力的な価格帯です。
1日あたりの生活費モデル
ざっくりとしたイメージですが、ダラットで節約しながら過ごすなら、1日の生活費は以下のような感じになります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 宿泊費 | 1,000〜2,000円前後 |
| 食費 | 1食300円前後〜 |
| カフェ代 | 1杯300円前後〜 |
| 近距離移動 | 100〜200円台〜 |
| 1日合計 | 2,000〜3,500円前後 |
もちろん、これはかなりシンプルに過ごした場合です。
良いホテルに泊まる。
おしゃれなレストランに行く。
毎日カフェを何軒も使う。
観光やツアーに参加する。
こうなると当然もっと上がります。
ただ、ダラットは「安くしようと思えば安くできる街」です。
特に、食事と宿泊をうまく選べば、かなり低コストで滞在できます。
月5万円で快適に暮らせるかというと、ホテル代次第でかなりギリギリになると思います。
ただ、月7万円〜10万円くらいの予算を見れば、かなり現実的にロングステイしやすい街ではないでしょうか。
無理に安く見せるより、これくらいの感覚で考えた方が現実的です。
食事:ローカル飯は安いが、店選びは少し難しい
ダラットの食事は、ローカル飯を使えばかなり安く済ませられます。
ベトナム料理は全体的に野菜も取りやすく、麺類やご飯ものも多いので、短期〜中期滞在であれば食事に困ることは少ないと思います。
ただし、ダラットは観光地でもあります。
そのため、中心部では観光客向けの価格設定になっている店もあります。
ここが少し難しいところです。
見た目はローカル食堂っぽくても、価格は観光地寄りということがあります。
逆に、少し中心部から外れると、かなり安く食べられる店もあります。
ノマド滞在では、最初の数日は中心部で無難に食べて、慣れてきたら少しずつローカル店を開拓するのが良いと思います。
食費を抑えたい人ほど、店選びが大事になります。
カフェ文化はかなり強い
ダラットはカフェが充実しています。
ベトナム自体がカフェ文化の強い国ですが、ダラットもかなりカフェが多いです。
しかも、涼しい気候のおかげで、カフェ滞在がかなり快適です。
暑い街だと、カフェに行くまでに汗をかきます。
ダラットでは、そのストレスが少ない。
これは本当に大きいです。
カフェで作業する人にとっては、かなり相性の良い街だと思います。
ノマド生活では、作業場所の選択肢があることが重要です。
ホテルの部屋。
カフェ。
散歩できる街。
少し気分転換できる場所。
このあたりが揃っていると、長く滞在しやすくなります。
ダラットは、その意味でかなりバランスが良いです。
実際に良かったカフェ:Journey Cafe Dalat
ダラットで実際に良かったカフェを一つ挙げるなら、Journey Cafe Dalatです。
中心部からは少し離れていますが、かなり落ち着いた雰囲気のカフェでした。
店内がきれいで、ゆったりしていて、作業にも向いている印象です。
スムージーも手頃な価格で、記憶では300円以下くらいだったと思います。
夜は19時ごろまでと、閉店時間は少し早めです。
ただ、日中に落ち着いて作業したい人にはかなり良いカフェだと感じました。
ダラットには他にもカフェがたくさんありますが、観光地の中心部は少し賑やかすぎることもあります。
その点、Journey Cafe Dalatは少し離れている分、落ち着きがありました。
カフェ作業を重視する人は、中心部だけでなく少し外れた場所も探してみると良いと思います。
移動:中心部なら徒歩でもいけるが、坂道には注意
ダラットは比較的コンパクトな街です。
中心部に泊まれば、徒歩でもかなり動けます。
食事、カフェ、湖、市場周辺などは、歩いて回れる範囲にあります。
ただし、ダラットは坂道が多いです。
涼しいので歩きやすいのですが、坂が多いので意外と体力を使います。
地図上では近く見えても、実際に歩くと「思ったより坂がきついな」と感じることがあります。
大きなスーツケースを持っている人には、少し大変かもしれません。
バックパックや7kg前後の荷物なら、かなり動きやすいです。
ここはミニマリスト的な旅のメリットが出るところです。
荷物が軽ければ、坂道の街でも移動のストレスが減ります。
Grabを使えば移動はかなり楽
徒歩で移動できる範囲も多いですが、Grabを使えばさらに楽です。
ダラットではGrabも使いやすく、近距離なら料金も安めです。
中心部から少し離れたカフェや観光スポットに行く場合は、Grabを使えばかなり便利です。
特に雨の日や、坂道を歩きたくない時には助かります。
ただし、ダラットはホーチミンやハノイほど大都市ではないので、時間帯や場所によっては少し待つこともあるかもしれません。
基本的には、中心部に泊まり、徒歩とGrabを組み合わせるのが一番使いやすいと思います。
ダラットのメリット
実際に滞在して感じた、ダラットのメリットをまとめると以下です。
ダラットの良かったところ
- 涼しくて体力を消耗しにくい
- 街がコンパクトで滞在しやすい
- カフェが多く作業しやすい
- 物価が比較的安い
- 写真を撮りたくなる街並みがある
涼しくて体力を消耗しにくい
やはり最大のメリットは気候です。
東南アジアなのに暑すぎない。
冷房に頼りすぎなくても過ごせる。
外を歩いても消耗しにくい。
これは海外ノマドにとってかなり大きいです。
街がコンパクトで滞在しやすい
ダラットは大都市ではありません。
そのため、街のサイズ感がちょうどいいです。
中心部に泊まれば、食事、カフェ、買い物、散歩がしやすいです。
カフェが多く作業しやすい
カフェが多く、Wi-Fiも比較的快適でした。
ホテルだけでなく、外で作業できる場所があるのはかなり大事です。
物価が比較的安い
食費、カフェ代、Grab、宿泊費は、全体的に見て安めです。
観光地価格には注意が必要ですが、うまく選べばかなり低コストで滞在できます。
写真を撮りたくなる街並みがある
ダラットは、街並みも面白いです。
フランス風の建物、高原都市らしい坂道、路地、カフェ、湖、屋上から見える景色。
観光名所だけでなく、日常の風景が印象に残る街でした。
だからこそ、今回ダラットで撮った写真を33枚選び、写真エッセイとしてまとめることにしました。
ダラットのデメリット
一方で、ダラットにもデメリットはあります。
ダラットで気になったところ
- 英語はあまり通じない
- 観光地価格とローカル価格の見分けが難しい
- 夜は寒い
- お湯問題が地味に重要
- 大都市からのアクセスは少し面倒
英語はあまり通じない
中心部であっても、英語がそこまで通じない場面はあります。
指差しや翻訳アプリで対応することも多いです。
海外慣れしている人なら問題ないと思いますが、英語だけでスムーズに全部済ませたい人には少しストレスかもしれません。
観光地価格とローカル価格の見分けが難しい
ダラットは観光地でもあるので、中心部では価格が少し高めに設定されている店もあります。
ローカルっぽい店でも、観光客向け価格になっていることがあります。
食費を抑えたい人は、少し店を探す必要があります。
夜は寒い
涼しいのはメリットですが、夜は普通に寒いです。
上着がないとつらいことがあります。
ホテルの寝具が薄い場合もあるので、寒さ対策は必要です。
お湯問題が地味に重要
夜が寒い街なので、シャワーのお湯はかなり重要です。
お湯が弱いホテルだと、かなりストレスになります。
ダラットでホテルを選ぶときは、レビューでお湯の情報も見た方がいいです。
大都市からのアクセスは少し面倒
ホーチミンからバスで7〜8時間ほどかかるため、アクセスは少し面倒です。
空港もありますが、移動の手間はホーチミンやダナンよりかかります。
短期旅行でサクッと行くには、少し距離があります。
ただ、その分、大都市とは違う落ち着きがあります。
ダラットはどんな人におすすめか
ダラットは、以下のような人におすすめです。
- 暑い東南アジアが苦手な人
- 静かに作業したい人
- 1週間〜1か月ほど滞在したい人
- ビーチより高原都市が好きな人
- 生活コストを抑えたい人
暑い東南アジアが苦手な人
バンコク、ホーチミン、クアラルンプールの暑さが苦手な人には、ダラットはかなり快適です。
涼しいだけで、生活のストレスがかなり減ります。
静かに作業したい人
大都市の騒がしさから離れて、落ち着いて作業したい人に向いています。
カフェも多く、作業環境も悪くありません。
1週間〜1か月ほど滞在したい人
数日だけでも楽しめますが、ダラットの良さは少し長めに滞在すると見えてきます。
1週間〜1か月ほど、ゆっくり滞在するのに向いている街です。
ビーチより高原都市が好きな人
ダナンやニャチャンのような海沿いの街より、涼しい高原都市で落ち着きたい人には合うと思います。
生活コストを抑えたい人
食費、宿泊費、カフェ代を抑えやすいので、節約型のノマドにも向いています。
ただし、観光地価格には注意が必要です。
逆にダラットが向いていない人
一方で、以下のような人にはダラットは少し合わないかもしれません。
- 大都市の利便性を求める人
- 英語が通じる環境を求める人
- 夜の寒さが苦手な人
- 坂道が苦手な人
ショッピングモール、大型スーパー、日本食、ナイトライフ、都会的な便利さを重視するなら、ホーチミンやハノイの方が向いています。
英語だけで快適に過ごしたい人にも、少し不便に感じる場面があるかもしれません。
また、東南アジアに暖かさを求めている人には、ダラットの夜は少し寒いです。
街に坂が多いので、歩き回るのが苦手な人にも少し大変かもしれません。
ただし、Grabを使えばかなりカバーできます。
ホーチミン・ハノイ・ダナン・チェンマイと比べてどうか
ダラットを他のノマド都市と比べると、かなり特徴がはっきりしています。
ホーチミンより涼しく、落ち着いている
ホーチミンは便利です。
大都市なので、食事、買い物、移動、仕事環境はかなり整っています。
ただ、暑さとバイクの多さはかなり消耗します。
その点、ダラットは涼しく、街の圧もやや弱いです。
大都市の便利さより、身体のラクさを取りたい人にはダラットが向いています。
ハノイより気候面では過ごしやすい
ハノイは歴史や文化の面白さがありますが、季節によっては暑さや湿気、空気の悪さが気になることもあります。
ダラットは、その点でかなり過ごしやすい印象です。
ダナンより海はないが、涼しさがある
ダナンは海があり、リゾート感もあり、外国人にも人気があります。
一方で、ダラットには海はありません。
その代わり、高原都市らしい涼しさがあります。
ビーチ派ならダナン。
涼しい街で作業したいならダラット。
この違いだと思います。
チェンマイに少し近いが、ノマドインフラは弱め
ダラットは、雰囲気としては少しチェンマイに近い部分もあります。
涼しさ、カフェ、街のコンパクトさ、落ち着き。
ただし、ノマド向けインフラや外国人コミュニティの厚みは、チェンマイの方が強いと思います。
ダラットは、まだ「ノマドの定番都市」というより、知る人ぞ知る候補地という感じです。
だからこそ、少し静かに滞在したい人には良いのかもしれません。
ダラット滞在に持っていくべきもの
ダラットに行くなら、持ち物も少し注意が必要です。
東南アジアだからといって、夏服だけで行くと少し寒い可能性があります。
| 持ち物 | 理由 |
|---|---|
| 薄手の羽織りもの | 夜や朝方が肌寒いことがある |
| 歩きやすい靴 | 坂道が多く、街歩きで疲れやすい |
| 折りたたみ傘・雨具 | 突然雨が降ることがある |
| 軽量ガジェット | 坂道移動があるため荷物は軽い方が快適 |
ノマド滞在なら、パソコン、充電器、モバイルバッテリー、イヤホンなどはいつも通り必要です。
ただ、ダラットは坂道が多いので、荷物はできるだけ軽い方が快適です。
7kg前後の荷物で移動している自分にとっては、坂道の街でもそこまで大きなストレスはありませんでした。
ダラットで撮った33枚の写真エッセイを作りました
今回、ダラットに滞在していて強く感じたのは、この街は「観光名所」だけでは語りにくいということです。
もちろん、ダラット駅、湖、市場、カフェ、フランス風の建物など、観光スポットもあります。
でも、個人的に印象に残ったのは、もっと日常的な風景でした。
ホテルの屋上から見た街並み。
坂道の途中にある小さな路地。
曇った空。
夜の中心部。
カフェの窓から見える景色。
観光地と生活圏が混ざったような空気。
そういう断片の方が、ダラットという街の記憶として残りました。
そこで、今回の滞在中に撮った写真を33枚選び、短い文章を添えた写真エッセイとしてまとめることにしました。
タイトルは、『ダラット33』です。
これは観光ガイドではありません。
おすすめスポットを網羅する本でもありません。
ダラットという街を、海外ノマド・ロングステイの生活者目線で切り取った小さな写真エッセイです。
以前、チェンマイで50枚の写真エッセイを作りました。
今回はその第2弾のような位置づけです。
ダラットの空気感をもう少し見たい方は、あわせて読んでいただけると嬉しいです。
まとめ:ダラットは「涼しく、安く、静かに作業できる」ノマド向き都市
ダラットは、海外ノマドやロングステイ希望者にかなり向いている街だと思います。
特に、短期〜中期滞在との相性が良いです。
- 涼しい気候
- 比較的安い物価
- カフェの多さ
- コンパクトな街のサイズ感
- ホテルの選択肢
- 作業しやすい環境
このあたりがかなり揃っています。
一方で、英語はあまり通じない、夜は寒い、坂道が多い、観光地価格に注意、大都市からのアクセスが少し面倒といったデメリットもあります。
なので、万人向けの最強都市というよりは、暑い東南アジアに疲れた人が、静かに作業しながら滞在するのにちょうどいい街という感じです。
ベトナムでロングステイを考えている人。
ホーチミンやハノイ以外のノマド候補地を探している人。
東南アジアでも涼しい場所に滞在したい人。
そういう人は、ダラットを候補に入れてみてもいいと思います。
個人的には、かなり好きな街でした。