私は日本と海外を行き来しながら、海外ノマドワーカーとして多拠点生活を行っている華山です。
アジアを中心に旅をしながら、ミニマリストとして暮らしています。
みなさんの中には、「旅行にAIをどう活かせばいいの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
仕事の効率化でAIという言葉を聞く機会は増えたものの、実際の旅のシーンでどう使えばいいのか、まだピンとこない人がほとんどだと思います。
そこで今回は、実際に私が多拠点生活の中で実践している、旅を効率的に進めるためのAI活用法をシェアします。
旅に必要なAIツールは、たった3つ
結論から言うと、Perplexity、Gemini、ChatGPTの3つがあれば十分です。この3つのAIアプリを使いこなせれば、旅は劇的にスマートになります。
シンプルに整理すると、Perplexityで情報を検索し、Geminiで予定やスケジュールを調整し、ChatGPTでプランを詳しく練る。この作業工程を回していくだけです。
それでは詳しく解説します。
Perplexity:旅の情報収集はこれ一択
Perplexityは検索に特化したAIツールです。最大の強みは、リアルタイムの情報をWeb上から瞬時に集めて要約してくれること。
従来のGoogle検索では、検索結果から一つ一つウェブページを開いて答えを探す必要がありました。しかしPerplexityなら、検索するだけで複数のページを要約し、一つの答えとして提示してくれます。
例えば香港に到着したとき、「空港から市内までのバスは何番系統?」「おすすめのレストランは?」といった一問一答的な質問に、即座に答えてくれます。
ChatGPTやGeminiでも調べ物はできますが、Perplexityは参照元のサイトが明確に表示されるのが特徴。要約からすぐに元のウェブページに飛べるため、旅ブログなどのオリジナル情報源で詳細を確認できます。これは、Google検索の進化系とも言える使い心地です。
Gemini:Googleとの連携で予定管理を効率化
Geminiの強みは、Googleサービスとの連携力です。GoogleカレンダーやGmail、Google Flightなどと接続して、音声で指示するだけで様々なタスクを処理してくれます。
例えば「明後日、どこかに飛びたい」と話しかければ、Google Flightに接続してフライトを探してくれます。目的地が決まったら、「Googleカレンダーに追加しておいて」と言えば、自動で予定を登録。旅行計画のスケジュール管理が驚くほど簡単になります。
メールの検索なども得意なので、予約確認メールを探すといった作業も一瞬で完了します。
ChatGPT:旅のプランを深く練る思考パートナー
ChatGPTは、一問一答では出てこないような深い答えを生成するのが得意です。
「香港に2泊3日で行きたいけど、どこの観光スポットがおすすめ?」「女性だけで深夜到着。空港から近くて安全に移動できるホテルは?」といった、複雑な条件を組み合わせた質問にも対応してくれます。
「今15時で日没が18時まで。3時間で回れそうな観光スポットは?」のように、時間制約を前提にした旅行プランを一緒に考えてくれるのも魅力です。
さらに、現地でのトラブル時に翻訳してもらったり、伝えたい内容を現地の言葉に置き換えてもらったりと、言語の壁を越えるサポートもしてくれます。
まとめ:AI活用で旅は相棒を得る
改めて整理すると、Perplexityは「調べる」、Geminiは「予定管理」、ChatGPTは「プランを練る」という役割分担です。
旅人にとってAIは、もはや単なる効率化ツールではありません。見えない旅の同伴者であり、相棒です。
私も中央アジアに1か月滞在した際、この3つを活用しました。食中毒になったときの対処法を教えてもらったり、都市間移動のローカルバス情報をPerplexityで調べたり。AIのおかげで、言葉の通じない場所でも安心して旅を続けられました。
この3つのAIツールを使いこなせば、あなたの旅も確実にスマートになります。ぜひ次の旅行で試してみてください。