台北暮らしと東京暮らしは違います。
同じアジアに位置しながら両国も首都です。しかし、生活のスタイルが全く違います。みなさんの中には台湾、特に台北に移住することを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は東京と台北の暮らしはどうちがうのか5つの観点からご紹介します。(全て1NTD=4円計算)
台北と東京の基本事項
台北と東京の基本的な違いは以下の通りです。
台北 | 東京 | |
---|---|---|
人口 | 約246万人 | 約1396万人 |
面積 | 約271.8 km² | 2,194 km² |
人口密度 | 約9050人/km² | 約6362人/km² |
(2023年のGoogleのデータより筆者作成)
東京都と比べると台北市の方が人口密度が高いです。
台北と東京の暮らしの違い5つを比較
台北と東京の暮らしの違いは以下の通りです。
- 気候の違い
- 食費の違い
- 家賃の違い
- 交通の違い
- 所得の違い
大きく分けると生活スタイルと物価の違いになります。
それでは順番に詳しくみていきましょう。
気候の違い
台北と東京は気候に違いがあります。

夏の暑さは台北と東京は同じくらい暑いです。ただし、台北は夏場の雨も多いので東京以上にジメジメすることを覚えておきましょう。
一方で東京は冬に冷え込みます。台北は10℃以上はキープしますが、街中に暖房はないので体感温度は寒く感じます。
食費の違い
台北と東京では食費が違います。
東京での食事は普通のレストランでのランチが1,000円くらい、普通に食べると1,500円というところでしょうか。ファストフードなら700円程度ですね。
一方で台北は、高級料理店であれば東京と変わらないかそれ以上です。そしてレストランであっても東京と少し安いか変わらないくらいです。しかし、夜市で食べると1食350円程度には収まるので、安い食べ物は安いのが台北の食費の特徴です。
家賃の違い
台北と東京では家賃が違います。台北の方が少し安いです。
総務省統計局のデータによると、東京都のワンルームマンションの平均家賃は「8万1,001円」です。
一方で台湾の賃貸に関するサイト「賃貸住宅 不動産物件」によると、ワンルームマンションはコストを抑えて8000〜13,000元(約32,000円〜72,000円)、普通の暮らしで14,000〜24,000元(約56,000〜96,000円)です。
東京も奥多摩の方や築年数が経ってバストイレがなければ安くなりますが、基本的には高いです。一方で台北も高いですが東京よりは少し抑えられる印象ですね。
交通の違い
台北と東京は交通が値段と路線網で違います。
東京であれば地下鉄の初乗りは170円程度、JRであれば140円となっており東京を中心に複雑な交通網ができています。また、タクシーのハ初乗りは500円です。
一方の台北はメトロは充実していますが、他の鉄道は台湾の国鉄と新幹線くらいで東京のように複雑ではありません。地下鉄の初乗りは80円程度、タクシーは280円です。
この点は台湾の方が交通費はグッと安く抑えられるでしょう。
所得の違い
台北と東京を比較すると台北の方が平均年収が低いです。
台湾の人材サイト104によると、2021年の台北の平均月収は日本円で約16万円です。
その一方で、厚生労働省のデータによると、2020年の東京都の平均月収は37万3,600円です。
平均月収では偏りがあるので、東京人の方が豊かだと断言できませんが、月収で見るとこのような違いがあります。
おまけ:留学した当時の日記
始まった台湾生活


台北駅近くのいわゆる商店街

お決まりの牛肉麺
東京と台北を比較
家賃
食費と交通費

これからの展望
これから僕は台北でオフィス借りて、仕事場にする予定。いわゆるコワーキングスペース。執筆とか作曲とかやろうと思うのです。それに…ビデオ撮ろうと思うんだ。笑Vlogってヤツ。ブログじゃなくてね。。。ビデオの方が面白いだろうし。
まあでもそれだけじゃなく!語学学校、アルバイト、ストリートミュージシャン(これに関してはもう台北101前でやりました。遠目から通行人に写真撮られました。笑聞いてって。。)
まとめ
今回は台北と東京の暮らしの違いについてご紹介しました。
- 気候の違い
台北の方が暑く雨が降る - 食費の違い
台北と東京はほぼ同じだが、台北の屋台は安い - 家賃の違い
台北の方が安い - 交通の違い
台北の方がシンプルで安い - 所得の違い
東京の方が高い